海外ドラマでよく使われる英語表現20選

海外ドラマを見ていると、学校では習わないような生の英語表現がたくさん出てきますよね。こうしたフレーズを覚えることは、ネイティブが使う自然な表現やニュアンスを理解するのにとても役立ちます。

この記事では、海外ドラマで頻繁に耳にする20個の英語表現を厳選しました。それぞれの意味や、どんな場面で使えるのかを例文を付けてご紹介します。

この記事を書いた人

・独学で英検®1級合格、TOEIC®925
・英会話講師として年間300人以上に指導
・翻訳家としても活動
・1児の母
・日本生まれ日本育ちの純ジャパ

Absolutely not.

意味: 「絶対にダメ」「絶対にありえない」

強い否定の意志を示すときに使う表現です。相手の提案や要求をきっぱりと断る際に使われます。

【例文】
A: Can I borrow your car for the entire weekend?
 週末ずっとあなたの車を借りてもいい?
B: Absolutely not. It’s a stick.
 絶対ダメ。マニュアル車だから。

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Apology accepted.

意味: 「謝罪を受け入れます」「許します」

相手の謝罪に対して、「あなたの謝罪を受け入れるよ」という意思を伝えるときに使います。少し上から目線のニュアンスが含まれることもあります。

【例文】
A: I’m so sorry for what happened between us.
 私たちの間に起こったこと、本当に申し訳なかったわ。
B: Apology accepted.
 許すよ。

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Call 911.

意味: 「警察(または救急車、消防)を呼んで」

アメリカの緊急通報用電話番号である911に電話するよう促す表現です。ドラマでは、事件や事故、急病など緊急事態が発生したときに叫ばれることが多いです。

【例文】
I think she’s having a heart attack. We need to call 911 right now.
彼女、心臓発作を起こしてるみたい。今すぐ救急車を呼んで。

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Exactly.

意味: 「その通り」「まさに」「全く同じだ」

相手の言ったことや考えに全面的に同意するときに使います。「Right」や「That’s true」よりも強い同意を表します。

【例文】
A: That’s why this product became so popular so quickly.
 だからこの商品はこんなに早く人気になったんだね。
B: Exactly.
 その通り。

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For god’s sake.

意味: 「お願いだから」「いい加減にしてくれ」「なんてことだ」

苛立ち、失望、怒り、または嘆願の気持ちを表すときに使います。非常に感情的な表現で、文脈によって意味合いが変わります。

【例文】
For god’s sake, just tell me what happened!
お願いだから、何があったのか教えてくれよ!

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for the record

意味: 「はっきり言っておくけど」「公式に記録するために」

自分の意見や事実をはっきりと述べたいときに使います。誤解を解いたり、後で証拠として残るように発言したいときに使われます。

【例文】
For the record, I was never in favor of this plan.
はっきり言っておくけど、私はこの計画には全く賛成してなかったわ。

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I get it.

意味: 「分かった」「理解した」「そういうことね」

相手の話している内容や状況を理解したときに使います。「I understand」よりもカジュアルで、口語的な表現です。

【例文】
You don’t need to explain it more. I get it.
もう説明しなくていいよ。分かったから。

I hope I’m not interrupting.

意味: 「お邪魔じゃなければいいのですが」「お話し中、失礼します」

誰かが話している最中や、何かの作業をしているときに声をかける際に使う丁寧な前置きの表現です。相手への配慮を示します。

【例文】
Excuse me, I hope I’m not interrupting, but the delivery person is here.
すみません、お邪魔でなければいいのですが、配達の方がいらっしゃっています。

I mean it.

意味: 「本気で言ってるんだ」「冗談じゃないよ」

自分の言ったことが冗談ではないことを強調するときに使います。相手に自分の真剣さを伝えたいときに効果的です。

【例文】
I’m going to quit my job tomorrow, and I mean it.
明日、仕事を辞めるつもりだ。本気で言ってるんだ。

I’m serious.

意味: 「本気だよ」「私は真剣です」

これも「I mean it」と同様に、自分の言葉が真剣なものであることを強調する表現です。何か重要なことを話す前や、話した後に付け加えることで、相手の注意を引くことができます。

【例文】
A: You’re not really moving to another country, are you?
 まさか本当に別の国に引っ越すわけじゃないよね?
B: Yes, I’m serious.
 いや、本気だよ。

Give me a break.

意味: 「勘弁してくれ」「冗談はよしてくれ」「いい加減にしてくれ」

相手の言動に対して、信じられない、うんざりしているといった気持ちを表現します。強い不満や苛立ちを示すことが多いです。

【例文】
You’re telling me you “accidentally” deleted all the files? Give me a break.
“うっかり”全ファイルを消しただって?勘弁してくれ。

Like what?

意味: 「例えば何?」「例えばどんなこと?」

相手が具体的な例を挙げるべきなのに、そうしないときに、詳細を尋ねるために使います。少し挑発的なニュアンスが含まれることもあります。

【例文】
A: There are many reasons we can’t do that.
 それができない理由はたくさんある。
B: Like what? Give me one good reason.
 例えば何?ちゃんとした理由を教えてよ。

Sorry for the short notice.

意味: 「急なお知らせでごめんなさい」「急で申し訳ないのですが」

何かを知らせたり、依頼したりするのが直前になってしまったときに、相手に謝罪する丁寧な表現です。

【例文】
Sorry for the short notice, but the meeting rescheduled to at 3 p.m.
急なご連絡で申し訳ありませんが、ミーティングは3時に変更になりました。

That makes sense.

意味: 「なるほど」「それは理にかなっている」「合点がいった」

相手の説明を聞いて、状況や理由を納得したときに使います。話のつじつまが合うと感じたときに頻繁に使われるフレーズです。

【例文】
Now that you’ve explained it, that makes sense.
あなたが説明してくれたから、合点がいったよ。

What a coincidence.

意味: 「なんて偶然!」「奇遇ですね」

予期せぬ偶然の一致に驚いたときに使います。日本語の「奇遇ですね」と同じような感覚で使えます。

【例文】
What a coincidence! Are you shopping here, too?
偶然ですね!あなたもここで買い物を?

What is that supposed to mean?

意味: 「それ、どういう意味?」「どういうつもり?」

相手の発言の意図がわからなかったり、不快に感じたりしたときに、真意を問い詰めるために使います。少し怒ったような口調で言われることが多いです。

【例文】
A: You don’t want to come with me, right?
 僕と一緒には行きたくないだろ?
B: What is that supposed to mean?
 それ、どういう意味?

What’s going on?

意味: 「どうしたの?」「何が起こっているの?」

状況を把握するために、何が起こっているのかを尋ねる際に使います。騒ぎが起きていたり、誰かが困っている様子を見かけたりしたときに使われることが多いです。

【例文】
I heard a lot of noise. What’s going on out there?
たくさんの物音が聞こえたんだけど。外で何が起こっているの?

Whatever.

意味: 「どうでもいい」「勝手にすれば」「はいはい」

相手の言ったことやしたことに対して、興味がない、気にしないという気持ちを表現します。投げやりなニュアンスで使われます。

【例文】
A: So are you eating at home, or eating out?
 結局あなたは家でご飯を食べるの?それとも外食するの?
B: Whatever. I have to eat alone after all.
 どうでもいいわ。結局一人で食事するんだから。

With all due respect.

意味: 「大変恐縮ですが」「失礼ながら」

相手の意見や立場を尊重しつつも、自分の反対意見を述べたいときに使う非常に丁寧な表現です。皮肉っぽく使われることもあります。

【例文】
With all due respect, I don’t think your plan will work.
大変恐縮ですが、あなたの計画はうまくいかないと思います。

You should know that.

意味: 「知っておくべきだ」「分かっているでしょ」「当たり前だ」

相手が当然知っているべきことについて、改めて伝えるときに使います。相手に優しく悟るように伝えることもあれば、少し呆れたり、苛立ったりしているニュアンスを含むこともあります。

【例文】
Your wife has always cared about you, even after the divorce. You should know that.
奥様は離婚後もずっとあなたのことを気にかけてくれていたことを知っておくべきだ。

海外ドラマで英語を学ぼう

海外ドラマを見ると多くの生きた英語表現を知ることができます。テキストからは学べない英語表現がたくさんあります。まずは好きな海外ドラマを見て気になった英語表現の意味を調べてみるのもいいですね。英語の意味が分かれば、作品への理解が深まり、より楽しめるでしょう。

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