英検®こどもの英語学習デビューに使った教材
子どもに英語デビューさせたいけど、どう始めたら良いか分からないという人も多いのでは?今回は、英検®1級の純ジャパ子育てママが、子どもの英語学習デビューで役に立ったと感じる教材をご紹介します。ぜひお子さんと一緒に英語学習に取り組んでみてくださいね。
子どもの英語学習を始めるのはいつ?
早ければ早い方が良いと考える方もいるかと思いますが、私の場合は子どもが3歳になった頃に始め、4歳になってから本腰を入れるようになりました。4歳になった頃から日本語力もかなり向上し、英語を教えても理解してくれると考えたためです。今振り返ってみると、3歳の頃は、英語の歌を歌ったりなど「英語=楽しいもの」と認識してもらえるような期間でした。4歳から日本語訳と一緒に単語を学習することから始めました。
英語デビューに使った教材
英検®1級の純ジャパ子育てママが、子どもの英語学習デビューで役に立ったと感じる教材をご紹介します。
楽しく始める英検Jr.®ブロンズ
価格:1760円 |
英検®対策書書店売上No.1の旺文社が出版している英検Jr.®対策用の教材です。私自身が英検®1級の対策をしていた時も旺文社のテキストにはとてもお世話になったので、信頼のおけるこちらの一冊を選びました。
音源は、付属のCDからも聞けますし、旺文社のアプリ「英語の友」をダウンロードすれば、スマホでも聞くことができ便利です。ネイティブの声で収録されており、正しい発音を聞いて身につけることができます。日本語訳の音声は収録されておらず、欲を言えば入れておいてほしかったと思います。しかし、収録内容は充実していて、始めは物の名前を中心に、だんだん動詞や形容詞、会話表現なども習得することができました。ほぼ毎日学習していたので、約3~4か月で一冊を終わらせることができました。
教材の使い方
私は登園&通勤時にBluetoothで車内に音源を流して学習してもらいました。もちろん、流すだけで一人で勝手に勉強したということはなく、日本語訳を言ってあげたりとサポートが必要です。一つの単元を学習する手順は以下の通りです。
①音声を流して英語をリピートする(3周くらい行う)
②英語が言われた後に日本語訳を言ってあげる(3周くらい行う)
③ひとりで日本語訳を言ってもらう(できるようになるまで行う)
基本的な流れはこのような感じで行いました。一つの単元を行うのに1~3日程かかります。そのため、安全運転のために「ループ再生」にしておくと良いかもしれません。段々と分かる単語が増えていくことでみるみる自身がついていきました。とにかく大事なのは始めは完璧でなくて良いので、少しでも言えたら褒めてあげることだと思います。そうすることで学習に対して意欲的になり、自分から「今日も英語やりたい!」と言ってくれるようになりました。
また、この教材を使っている時は4歳で、「社会」「理科」といった教科や「黒板」「チョーク」といったものを、そもそも日本語でも知らなかったので、できなくても良しとしました。お子さまの知識量に合わせて学習されると良いと思います。
教材の残念だった点
先ほども少し書きましたが、日本語訳の音声がなかったことです。「英語→日本語」の練習は充分にできたのですが、「日本語→英語」の練習は、自分たちで行わざるを得なかったので、例えば夕食にナスが出たときに「ナスは英語でなんて言うんだっけ?」といった具合に聞くようにしました。
また、もう一つ残念な点は、4つの単元ごとにあるエクササイズのところで、ところどころ不自然な会話があるということです。例えば、「これは古いピアノですか?」と聞いているのに対し、「いいえ、これは小さいピアノです。」と答えている部分。形容詞の練習をしたいというのは汲み取れますが、もう少し違うワードでも良かったのではと感じました。
楽しく始める英検Jr.®ブロンズで英語デビューしよう
今回は、子どもの英語学習デビューにおすすめの教材「楽しく始める英検Jr.®ブロンズ」をご紹介しました。残念な点もレビューしましたが、総じてこの教材は使いやすく、またレベルも「ブロンズ」、「シルバー」、「ゴールド」と小分けになっているので、一冊をサクッと短期間で終わらせることができるのも魅力です。
この本が終わる頃に、「もう次の本(シルバー)できるじゃん!」と娘も嬉しそうで自信になっていたようです。親子二代に渡ってお世話になっている旺文社には感謝です。
※このコンテンツは、公益財団法人 日本英語検定協会の承認や推奨、その他の検討を受けたものではありません。
価格:1760円 |