「be supposed to」の意味と使い方を例文付きで解説!言い換え表現も紹介【今日のフレーズ#42】

英語を話すとき、「〜することになっている」や「〜すべきだ」というニュアンスをどう表現するか迷ったことはありませんか? 今回は、ネイティブが非常によく使う be supposed to の意味と、具体的な使い方を徹底解説します。このフレーズをマスターして、より自然な英語表現を身につけましょう。

この記事を書いた人

純ジャパながら独学で英検®1級TOEIC®925を取得。年間300人以上に指導している現役英会話講師です。字幕・吹替・広告翻訳家としての顔も持ち、現在は1児の母として子育てと両立しながらフランス語も話すマルチリンガルに。メディア会社での役職経験を活かした分かりやすい解説で、英語学習に役立つコンテンツをお届けしています。

be supposed toの意味と使い方は?

be supposed to は主に「〜することになっている」や「〜すべきだ」、「当然~であるべきだ」という意味で使われ、予定や義務、規則について言いたい時に便利な表現です。

特に予定や義務、規則に反している現状に対して「〜することになっているのに」「~なはずなのに」というニュアンスで使われることが多いです。

【例文1】
The meeting is supposed to start at 10 a.m. 会議は10時から始まることになっています。
*10時から始まるのに渋滞で遅れそうだったり、もう10時を回っているのに誰も来ていない場面が想像できます。
【例文2】
He was supposed to be a doctor by now. 彼は今頃医者になっているはずだったのに。
*彼は医者になるはずだったのに、現在では全く違う状況で、それについてがっかりしている場面が想像できます。
【例文3】
What are we supposed to do now? 今、私たちは何をすることになっているの?
*誰かの指示を待っていたり、予期せぬ事態が起きてどうしたらいいか分からない場面が想像できます。

be not supposed toの意味は?

not が入ると、意味は一転して「〜してはいけない」や「〜すべきでない」という禁止や義務の否定になります。

特に、してはいけないことをしている人に対して注意する場面で使うことが多いです。

【例文1】
You’re not supposed to take pictures here. ここでは写真を撮ってはいけません。
*その場で実際に写真を撮ろうとしている人、あるいはすでに撮っている人に対して、直接注意を促している場面が想像できます。
【例文2】
You’re not supposed to use our phones during class. 授業中に携帯電話を使うべきではありません。
*実際に授業中に携帯電話を使おうとしている人、あるいはすでに使っている人に対して、直接注意を促している場面が想像できます。

これらの例文からわかるように、be supposed toの使い方は単なる予定だけでなく、規則や常識に照らして「こうすべきだ」ということを伝えられます。

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be supposed toの言い換え表現は?

be supposed to の使い方を見て便利なフレーズだと感じた人も多いと思いますが、状況に応じて他の表現も使い分けることで、より豊かな英語表現ができます。

be supposed toの言い換え表現①should / ought to

最も意味が近い言い換え表現です。shouldought toは「〜すべき」という助言や義務を表し、ought toshouldよりも少しフォーマルな響きがあります。be supposed to が客観的な規則や期待を表すのに対し、shouldは話者の主観的な判断が含まれる点が異なります。

【例文】
You should finish your homework before you play games. ゲームをする前に宿題を終えるべきだよ。

be supposed toの言い換え表現②have to / must

もう一つの言い換え表現として使うことができるhave to / mustは、「〜しなければならない」という意味で、強い義務や必要性を表します。特にmustは個人的な強い義務感や、法律・規則など絶対的な義務を指す場合に使われます。be supposed toよりも強制力が高い表現です。

【例文】
You must not tell lies. うそをついてはいけない。
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be supposed toの意味を理解して使いこなそう

この記事では、be supposed to のコアな意味である「〜することになっている」「〜すべきだ」と、その否定形である be not supposed to の意味、そして様々な言い換え表現について解説しました。be supposed to は、ネイティブの日常会話において頻繁に登場する重要なフレーズです。意味を理解したうえで、ぜひ今日から積極的に使ってみてください。

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