「事務」は英語で?3つの言い方を例文付きでプロ講師が解説【今日のフレーズ#81】

事務の仕事を探している」「事務作業が多すぎる」など、仕事について話すときによく出てくる「事務」という言葉。この幅広い意味を持つ日本語を、英語ではどう使い分ければ良いか、迷ったことはありませんか?今回は、そんな時に役立つ「事務」の英語表現を解説します。

この記事を書いた人

純ジャパながら独学で英検®1級TOEIC®925を取得。年間300人以上に指導している現役英会話講師です。字幕・吹替・広告翻訳家としての顔も持ち、現在は1児の母として子育てと両立しながらフランス語も話すマルチリンガルに。メディア会社での役職経験を活かした分かりやすい解説で、英語学習に役立つコンテンツをお届けしています。

「事務」を表す英語表現

「事務」を意味する英語表現はいくつかあります。今回は、特によく使われる3つの英語表現を、ニュアンスの違いや使い方を例文を交えて分かりやすく解説します。

「事務」を表す英語① office work

「office work」は、オフィスで行われる業務全般を指す、最も一般的な英語表現です。単に「事務作業」だけでなく、「事務職」という職種全体を指す際にも使われます。

【例文1】
My job involves a lot of office work. (私の仕事は多くの事務作業を含んでいます。)
【例文2】
I’m looking for a position in office work. (私は事務職の仕事を探しています。)

「事務」を表す英語② clerical work

「clerical work」は、「事務」の中でも、書類作成、データ入力、ファイリングなど、より細かな作業に焦点を当てた英語表現です。より専門的な「事務作業」というニュアンスがあります。

【例文1】
Her duties include data entry and other clerical work. (彼女の職務には、データ入力やその他の事務作業が含まれます。)
【例文2】
This part-time job mainly involves light clerical work. (このアルバイトは主に簡単な事務作業です。)

「事務」を表す英語③ paperwork

「paperwork」は、「事務」の中でも、書類や手続きに関連する作業に特化した英語表現です。日本語の「書類仕事」というニュアンスに近く、煩雑な書類手続きや、申請作業などを指す際によく使われます。

【例文1】
Finishing the paperwork took all morning. (書類仕事を終えるのに午前中いっぱいかかりました。)
【例文2】
I have to deal with a lot of paperwork to get the loan. (ローンを組むために、多くの事務手続きをしなければなりません。)
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「事務」を表す英語はさまざま

今回は「事務」を意味する3つの英語表現を紹介しました。

  • office work: オフィス業務全般
  • clerical work: 定型的な細かな事務作業
  • paperwork: 書類や手続きに関連する作業

ぜひ例文を参考に、実際の会話で使ってみてくださいね。毎日コツコツと学習を続け、ぜひ英語習得を一緒に頑張りましょう!

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