時間は英語でどう読む?英検1級の英会話講師が解説

「何時何分」か伝える時、英語で何て言えばいいの?と迷ったことはありませんか?時間を表す表現は、シンプルなものから少し上級者向けのものまで、さまざまです。今回は、初心者~上級者向けの表現を解説します。

この記事を書いた人

・独学で英検®1級合格、TOEIC®925

・現役英会話講師として300人以上に指導

・翻訳家としても活動

・1児の母

・日本生まれ日本育ちの純ジャパ

「O時ちょうど」は”o’clock”

「1時ちょうど」と言いたいときは、“one o’clock”、「2時ちょうど」と言いたいときは、“two o’clock”というように数字の後ろに“o’clock”を付けます。

【例文1】
It’s seven o’clock.
7時です。

>時間を伝えるときはItを主語にして伝えます。


【例文2】
The meeting starts at two o’clock.
会議は2時に始まります。

>「O時に」というときは “at”を付けます。

「午前0時」はmidnight「午後12時」はnoon

「午前0時(深夜)」は“midnight”、「午後12時(正午)」は“noon”で表せます。

【例文1】
You cannot go out after midnight.
深夜0時を過ぎたら外へ出てはいけません。


【例文2】
Please submit the paper by noon.
午後12時までに書類を出してください。

>「~までに」は “by”を使います。

「何時何分」は数字をそのまま読む

最も簡単なのは、数字でそのまま読む表現です。10時30分の場合は、“ten-thirty”と言います。

【例文1】
I’ll be back by ten-fifteen.
10時15分までに戻ります。

>「~までに」は “by”を使います。

【例文2】
I would like to book a table at seven-thirty.
7時30分に席を予約したいです。

>「O時に」というときは “at”を使います。

上級者向け“past”と“to”を使った表現

「O時O分」と表すときは、“past / to”を使う方法もあります。「O時O分過ぎ」というニュアンスのときは “past”、「O時O分前」というニュアンスのときは “to”を使います。「O分」の部分は最大でも30分前後のときに使う表現です。

【例文1】
I’ll be there by ten past three
3時10分に着きます。

>「~までに」は “by”を使います。「3時から10分過ぎに」→「3時10分に」という意味になります。


【例文2】
Can you come back by ten to three?
2時50分までに戻ってこれますか?

>「~までに」は “by”を使います。「3時から10分前に」→「2時50分に」という意味になります。

「15分」「45分」は”quarter”を使おう

「15分」と「45分」を表すときは、「4分の1」という意味の“quarter”を使います。

【例文1】
I’ll be there by quarter past three
3時15分に着きます。

>「~までに」は “by”を使います。「3時から15分過ぎに」→「3時15分に」という意味になります。


【例文2】
Can you come back by quarter to three?
2時50分までに戻ってこれますか?

>「~までに」は “by”を使います。「3時から15分前に」→「2時45分に」という意味になります。

難しい表現も日常会話に取り入れよう

今回は時間の表現を紹介しました。簡単な表現から少し難しい表現まで紹介しましたが、どれもネイティブが日常的に使っている表現です。日頃から使う練習をして、スムーズに言えるといいですね。

この記事があなたの英語力UPにつながれば幸いです。