「as well」の意味は?例文付きで使い方や「too」との違いも解説!

「as well」の意味は、「〜もまた」と習った方も多いかもしれませんが正しい使い方を知っていますか?今回は、このas wellの意味と、ネイティブがどう使っているかを例文付きで分かりやすく解説します。

■この記事を書いた人
純ジャパながら独学で英検®1級、TOEIC®925を取得。年間300人以上に指導している現役英会話講師です。字幕・吹替・広告翻訳家としての顔も持ち、現在は1児の母として子育てと両立しながらフランス語も話すマルチリンガルに。メディア会社での役職経験を活かした分かりやすい解説で、英語学習に役立つコンテンツをお届けしています。
as wellの意味と使い方は?
as wellは、主に「〜もまた」「同様に」という意味で使われます。「too」と同じく、文末に置いて前の文の内容に付け加える形で使われることがほとんどです。
【例文1】 He is a doctor, and his wife is a doctor as well. 彼は医者で、彼の奥さんも同様に医者です。 |
【例文2】 She can speak French as well. 彼女はフランス語も話せます。 |
例文のように、as wellは異なる人が同じことをする場合や、異なる物が同じ状態であることを表す便利な使い方ができます。
as well asの意味と使い方は?
as well asは、文中で「〜だけでなく、…も」という意味で使われます。「A as well as B」の形で使われることが多く、「AもBも両方」というニュアンスです。
【例文1】 He speaks English as well as Spanish. 彼はスペイン語だけでなく、英語も話せます。 |
【例文2】 She is a talented singer as well as a skilled dancer. 彼女は才能ある歌手であるだけでなく、熟練したダンサーでもあります。 |
might as wellの意味と使い方は?
might as wellは「〜した方がいいだろう」「〜してもいいだろう」といった意味で、「消去法でそうするしかない」というニュアンスがあります。
【例文1】 There are no seats left at the front, so we might as well sit at the back. 前の席は空いていないから、後ろに座った方がよさそうだ。 |
【例文2】 We’ve already waited for an hour. We might as well wait a little longer. もうすでに1時間も待ったんだ。もう少し待ってもいいだろう。 |
may as wellの意味と使い方は?
may as wellも「〜した方がいいだろう」「〜してもいいだろう」という意味ですが、may as wellの方がmight as wellよりも少しフォーマルな響きがあります。日常会話ではmight as wellの方がよく使われます。
【例文1】 We may as well start the meeting now. 今から会議を始めてもいいでしょう。 |
【例文2】 Since it’s raining, we may as well stay home. 雨が降っているんだから、家にいてもいいでしょう。 |
「too」や「also」との違いは?
「as well」「too」「also」は、いずれも「〜もまた」という意味ですが、それぞれニュアンスや使われ方が少しずつ異なります。この違いを理解することが、より自然な英語を話す上でとても重要です。
「too」との違い
「as well」と「too」はどちらも文末で使う副詞です。ただし、「as well」の方がややフォーマルな響きがあります。ネイティブは、日常会話では「too」の方をよく使います。
as well | too |
---|---|
ややフォーマルでていねい | 日常会話でよく使う |
(例) I’m coming, as well. 私も行きます。 | (例) I’m coming, too. 私も行くね。 |
「also」との違い
「also」も副詞で、文頭や動詞の直前など、文中のさまざまな位置に置くことができます。
as well | also |
---|---|
文末で使う | 文頭や動詞の直前などに置く |
(例) I’m coming, as well. 私も行きます。 | (例) I’m also coming. 私も行きます。 |
as wellを使い方をマスターしよう
今回は「as well」の意味や使い方、そして「too」や「also」との違いについて詳しく解説しました。
「〜もまた」と表現したいとき、つい「too」ばかり使ってしまいがちですが、as wellやalsoを使い分けることで、あなたの英語表現はさらに豊かになります。今日から積極的にas wellも使ってみましょう!