「呼んでください」は英語で?3つの言い方を例文付きでプロ講師が解説【今日のフレーズ#90】

呼んでください」という日本語は、状況によって「名前を呼んでほしい」「助けを呼んでほしい」「合図してほしい」など、様々なニュアンスがありますよね。そのため、英語でも、一つの表現だけで全てをカバーすることはできません。今回は、状況に応じて使い分けられる「呼んでください」の英語表現を解説します。

この記事を書いた人

純ジャパながら独学で英検®1級TOEIC®925を取得。年間300人以上に指導している現役英会話講師です。字幕・吹替・広告翻訳家としての顔も持ち、現在は1児の母として子育てと両立しながらフランス語も話すマルチリンガルに。メディア会社での役職経験を活かした分かりやすい解説で、英語学習に役立つコンテンツをお届けしています。

「呼んでください」を表す英語表現

「呼んでください」を意味する英語表現はいくつかあります。今回は、よく使われる3つの英語表現を、ニュアンスの違いと例文を交えて分かりやすく解説します。

「呼んでください」を表す英語① Please call

Please call は、「(名前を)~と呼んでください」という意味と、「(電話などで)~を呼んでください」という意味の両方で使える、最も一般的な表現です。

【例文1】
My name is Takuya, but please call me Taku. (私の名前はタクヤですが、タクと呼んでください。)
【例文2】
We need to call an ambulance immediately. (私たちはすぐに救急車を呼ばなければなりません。)

「呼んでください」を表す英語② Let me know

Let me know は、「私に知らせてください」という意味で、「呼んでください」という日本語の持つ「準備ができたら合図してほしい」というニュアンスを伝えるのに最適です。

【例文1】
Please let me know when you are ready to order. (注文が決まったら呼んでください。)
【例文2】
Let me know when you finish reading the report. (レポートを読み終えたら呼んでください(知らせてください)。)

「呼んでください」を表す英語③ Ping me

Ping me は、「(メッセージや通知で)私に連絡してください」というニュアンスの、カジュアルな表現です。チャットやテキストメッセージでの簡単な連絡を指す際によく使われます。

【例文1】
I’m busy now. Ping me when you get to the office. (今忙しいから、オフィスに着いたら呼んでください(メッセージしてね)。)
【例文2】
When it’s close to our turn in the line, ping me. (行列で私たちの順番が近くなったら、(スマホなどで)呼んでください。)
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「呼んでください」を表す英語はさまざま

今回は「呼んでください」を意味する3つの英語表現を紹介しました。

  • Please call: 名前を「~と」呼ぶ、電話でサービスや人を呼ぶ
  • Let me know: 「準備ができたら呼んで」と合図を求める
  • Ping me: メッセージアプリなどで連絡を求める

これらの英語表現のニュアンスの違いを理解すれば、TPOに合わせた表現を選べるようになります。ぜひ例文を参考に、実際の会話で使ってみてくださいね。毎日コツコツと学習を続け、ぜひ英語習得を一緒に頑張りましょう!

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