「裁判所」は英語で?3つの言い方と読み方を例文付きで英検®1級プロ講師が解説【今日のフレーズ#168】

ドラマやニュースなどで「裁判所」という言葉を聞くと、どこか厳粛で緊張感のある雰囲気をイメージしますよね。この記事では、「裁判所」に関する3つの英語表現を、例文を交えて分かりやすく解説します。

■この記事を書いた人
純ジャパながら独学で英検®1級、TOEIC®925を取得。年間300人以上に指導している現役英会話講師です。字幕・吹替・広告翻訳家としての顔も持ち、現在は1児の母として子育てと両立しながらフランス語も話すマルチリンガルに。メディア会社での役職経験を活かした分かりやすい解説で、英語学習に役立つコンテンツをお届けしています。
「裁判所」を表す英語表現
「裁判所」を意味する英語表現は、「建物」を指すのか、「法廷や審理」といった抽象的な機関を指すのかによって使い分けが必要です。今回は、よく使われる3つの英語表現を、例文を交えて分かりやすく解説します。
「裁判所」を表す英語① Court
「Court (コート)」は、「裁判所」「法廷」「裁判官」という意味で使われる英単語です。あるいは「審理」といった機能的な意味を指すこともあります。または、建物の名前として使われることもありますが、「司法の機能」や「審理の場」というニュアンスが強いのが特徴です。
Court単体だと「テニスコート」などの意味もあるため、文脈によっては「law court(ローコート)」と言うこともあります。
| 【例文1】 The case was finally taken to court after two years of negotiation. (その事件は2年間の交渉の末、ついに裁判に持ち込まれました。) |
| 【例文2】 She works as a clerk for the Supreme Court. (彼女は最高裁判所の事務官として働いています。) |
「裁判所」を表す英語② Courthouse
「Courthouse (コートハウス)」は、裁判を行う物理的な場所、つまり建物や施設を指したいとき使える言い方です。
| 【例文1】 The lawyer told his client to meet him outside the courthouse at 9 a.m. (弁護士は依頼人に午前9時に裁判所の建物の外で会うように伝えました。) |
| 【例文2】 We drove past the old county courthouse on our way downtown. (私たちはダウンタウンに向かう途中、古い郡の裁判所の建物のそばを通り過ぎました。) |
「裁判所」を表す英語③ Tribunal
「Tribunal (トライビューナル)」も「裁判所」と訳されることがありますが、殺人事件や民事訴訟などを扱うCourtとは異なり、労働、移民、税務など特定の専門分野を専門的に扱う審判所・特別法廷を指します。
| 【例文1】 The former employee took his discrimination case to a labor tribunal. (その元従業員は、自身の差別問題を労働審判所に持ち込みました。) |
| 【例文2】 A special tribunal was set up to investigate war crimes. (戦時犯罪を捜査するために、特別法廷が設置されました。) |
「裁判所」を表す英語はさまざま
今回は「裁判所」を表す英語表現を3つ紹介しました。読み方や例文を参考に、英検®やTOEIC®で法律関連の英語に触れた際に、その意味を正確に理解できるようにしましょう。


