20代女性におすすめの洋画28選【字幕翻訳家が厳選】

映画好きの20代女性の皆さん、毎日の忙しさの中でリラックスできる時間を持ちたいですよね?そんなとき、家で楽しめる洋画は最高のリフレッシュ方法です。今回は、若い女性が主人公の洋画10選を紹介します。成長、自己発見、ロマンス、友情といったテーマを中心に、感動的で共感できる作品ばかり。週末の映画鑑賞にぜひチェックしてみてください。

■この記事を書いた人
純ジャパながら独学で英検®1級、TOEIC®925を取得。年間300人以上に指導している現役英会話講師です。字幕・吹替・広告翻訳家としての顔も持ち、現在は1児の母として子育てと両立しながらフランス語も話すマルチリンガルに。メディア会社での役職経験を活かした分かりやすい解説で、英語学習に役立つコンテンツをお届けしています。
アクション
まずは、おすすめのアクション映画をご紹介します!
【ド派手なアクション】レッド・ノーティス (2021)
原題: Red Notice (ⒸNetflix)
FBIのプロファイラーが、世界的お尋ね者である美術品泥棒を追う。しかし、別の泥棒も現れ、3人の追いつ追われつの駆け引きが始まる。
ドウェイン・ジョンソン、ライアン・レイノルズ、ガル・ガドットという豪華キャストの共演が実現した、アクション・コメディです。テンポの良い会話と、ド派手なアクションが見どころのおすすめ洋画です。
【痛快クライムアクション】オーシャンズ8(2018)
原題:Oceans 8
大人気シリーズ「オーシャンズ」の続編。長女デビー・オーシャン(サンドラ・ブロック)が、世界最大のファッションの祭典メット・ガラでハリウッド女優(アン・ハサウェイ)が身に着ける1億5,000万ドルのダイヤモンドを狙って、かつての相棒と共にハッキングやスリなど犯罪のプロである6人の女たちを率いて計画を華麗に進めていく。
作品の豪華さに圧倒されました。サンドラ・ブロックをはじめとする豪華キャストの共演に目が離せず、計画が成功していく過程は痛快そのもの。女性ならではの視点で描かれたスタイリッシュな犯罪エンターテイメントは、これまでのシリーズとはまた違った魅力がありました。女性が中心となって活躍する姿はとても爽快で、女性としての自信にもつながるような作品でした。
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【愛と平和の戦士】ワンダーウーマン(2017)
原題:Wonder Woman
アマゾン族の王女ダイアナが、外の世界へ旅立ち自らの運命と向き合うヒーロー映画。強さと優しさを併せ持つ女性像を描き、アクションと感動が融合した一作です。自分の信念を持って突き進む姿は、多くの女性に勇気を与えてくれるでしょう。
ワンダーウーマンを見て、女性の強さや美しさを改めて感じました。アマゾンという閉ざされた世界で育ったダイアナが、外界に出ていく中で葛藤しながらも成長していく姿に心を打たれました。彼女が持つ純粋な正義感と、どんな困難にも立ち向かう勇気に感銘を受け、美しい映像と迫力のあるアクションシーンにも見入ってしまい、エンターテイメント作品としても大満足でした。
【優等生のアン・ハサウェイ】ゲット・スマート(2008)
原題:Get Smart (ⒸWarner Bros. Pictures)
おっちょこちょいな分析官マックス・スマートが、凄腕エージェント99(アン・ハサウェイ)とコンビを組み、国際的なテロ組織に立ち向かうスパイアクションコメディ。
クールで有能なエージェント99を演じ、アクションシーンにも挑戦しています。知的な美しさと、スタイリッシュな魅力を兼ね備えた、新たなヒロイン像を確立しています!
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コメディ
ここからは、おすすめのコメディ洋画を紹介します。
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【ピンク色の世界】バービー(2023)
原題: Barbie (ⒸWarner Bros. Pictures)
完璧な毎日を送っていたバービー人形が、ある日突然、存在の危機に直面。完璧なバービーランドを飛び出し、現実世界へと旅に出ることに。
社会のジェンダー問題やステレオタイプをユーモラスに描き、世界中で大ヒットしました。華やかな世界を舞台の中で笑えるストーリが展開され、最後まで目が離せません。カラフルでポップな世界観や、ライアン・ゴズリング演じるケンのコミカルな演技も見どころの面白い洋画です。
【心温まる】フェアウェル(2019)
原題:The Farewell
中国系アメリカ人の若い女性が、家族の秘密を抱えて祖母に会いに中国を訪れる感動ドラマ。異文化の中での葛藤と家族愛が描かれ、笑いと涙が詰まった作品です。家族の絆の大切さを感じさせてくれます。
家族の愛と別れを深く考えさせられました。明るく振る舞う家族の姿と、心の奥底にある切なさの対比が印象的でした。特に、おばあちゃんとの最後の時間を過ごすシーンでは、涙が止まりませんでした。家族の絆の大切さを改めて感じると同時に、いつか来る別れへの覚悟も抱かざるを得ませんでした。この映画を観て、家族との時間をもっと大切にしなければと強く思いました。
【病と闘う女の子】ラブ&ドラッグ(2010)
原題:Love & Other Drugs (Ⓒ20th Century Fox)
製薬会社の営業マンとして成功を収めるジェイミーが、若年性パーキンソン病を患う女性マギー(アン・ハサウェイ)と出会い、次第に惹かれ合っていく。薬によって治療の道が開ける一方で、病と共に生きるマギーの葛藤や、2人の関係の変化をリアルに描いたラブストーリー。
病と向き合いながらも、奔放に生きようとするマギーを、儚くも強く演じています。身体を張った演技にも挑み、女優としての新たな一面を見せた作品でした。
【女のバトル】ブライダル・ウォーズ(2009)
原題:Bride Wars (Ⓒ20th Century Fox)
幼い頃から、完璧な結婚式を夢見てきた幼なじみのリヴとエマ(アン・ハサウェイ)。しかし、手違いで同じ日に、同じ会場で結婚式を挙げることになってしまう。親友だったはずの2人は、互いの夢をかけた壮絶なバトルを繰り広げる。
おっとりとしていて優しい性格のエマをキュートに演じています。親友との対立の中で、次第に感情を露わにしていく姿は、女性は共感できるかも?!
【エーゲ海】マンマ・ミーア!(2008)
原題: Mamma Mia! (ⒸUniversal Pictures)
ABBAのヒット曲で綴られた、歌って踊れるハッピーなミュージカル映画です。エーゲ海の美しいロケーション、そして何よりも心温まるストーリーが魅力。観終わった後には、きっと元気をもらえます。
メリル・ストリープが、主人公ソフィの母親で、ホテル経営者のドナを演じています。パワフルでチャーミング、そして時に繊細なドナを見事に演じ切り、圧巻の歌唱力も披露しています。
【みんな大好き】プラダを着た悪魔(2006)
原題:The Devil Wears Prada
ファッション業界に飛び込んだ若い女性アンディが、冷酷な上司の下で奮闘しながら成長していく姿を描く映画です。アン・ハサウェイとメリル・ストリープの名演技が光り、仕事と私生活の両立のため奮闘する姿が描かれています。キャリアに悩む女性に共感を呼ぶ一作です。
華やかなファッション業界の裏側と、仕事と私生活の両立、そして自分が何をしたいかを見つめ直すきっかけを与えてくれる作品です。メリル・ストリープ演じる鬼編集長のカリスマ性と、アン・ハサウェイ演じる主人公の成長が印象的で、仕事に悩む女性たちを中心に共感できること間違いなし。ファッションに興味がない人でも、人間ドラマとして楽しめる点が魅力です。
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ヒューマンドラマ
ここからは、ヒューマンドラマの洋画をご紹介します。
【働くママにおすすめ】2つの人生が教えてくれること (2022)
原題: Look Both Ways
大学の卒業パーティーの夜、主人公のナタリーは、妊娠検査の結果が「陽性」と「陰性」だった2つの人生を同時に歩み始める。
人生の選択をテーマにした、心温まるヒューマンドラマです。仕事に打ち込む人生と子育てを謳歌する人生のどちらにも良いことや大変なことがあり、ナタリーがどう成長していくのかが見どころのおすすめ洋画です。
【拒食症と向き合う】心のカルテ(2017)
原題: To the Bone (ⒸNetflix)
拒食症を患う20歳の女性エレン(リリー・コリンズ)は、何度も治療を試みるも失敗続き。そんな彼女を心配した家族は、風変わりな医師のセラピーを受けさせることに。医師の元で共同生活を始めたエレンは、それぞれ心の病を抱える仲間たちと出会い、少しずつ自分自身と向き合っていきます。
自身も摂食障害を克服した経験を持つリリー・コリンズが、役作りのために体重を減量して挑んだ渾身の作品です。筆者は、「エミリー、パリへ行く」を見てからこの作品を見たのですが、痩せこけて、やる気のないリリー・コリンズの役を初めて見た時は衝撃でした。病と闘う主人公の葛藤を繊細
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【仕事と家庭の両立】マイ・インターン(2015)
原題:The Intern
ファッション通販サイト「About The Fit」を運営する会社の社長ジュールズ(アン・ハサウェイ)は、愛する夫と子どもにも恵まれ公私ともに充実した毎日を送っているが、仕事に追われ、家族との時間を大切にできていないことを悩んでいる。そんなある日、70歳のベン(ロバート・デニーロ)がシニアインターンとして入社し、ジュールズの側近として働くことに。老人嫌いの彼女は始めは彼を疎ましく思っていたが、ベンの仕事ぶりや人柄に感銘を受け、徐々に打ち解けていき、彼に背中を押されながら仕事と家庭の両立について向き合っていこうと奮闘していく。
仕事とプライベートの両立の難しさ、そして年齢や経験を超えた人間関係の素晴らしさを感じました。アン・ハサウェイ演じる主人公のジュールズは、仕事もプライベートも成功しているように見えて、どこか満たされていない様子が印象的でした。そこに現れたロバート・デ・ニーロ演じるベンとの交流を通して、彼女は仕事に対する考え方や、人生の価値観を見つめ直していく姿に共感しました。特に、ベンが持つ穏やかで豊富な人生経験は、若くして成功を掴んだジュールズにとって、大きな支えになったのではないでしょうか。
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恋愛
ここからは、恋愛洋画をご紹介します。
【年の差恋愛を描く】アイデア・オブ・ユー(2024)
原題:The Idea of You(ⒸAmazon MGM Studios)
シングルマザーのギャラリーオーナー、ソレーヌ(アン・ハサウェイ)が、ひょんなことから世界的な人気を誇るボーイズグループのボーカルと恋に落ちる。年の差のある2人の恋の行方を、甘く切なく描いたロマンティックコメディ。
年齢を重ねてなお美しいアン・ハサウェイが、大人の女性の魅力を存分に発揮しています。年の差恋愛である不安を抱えながらも、自身の幸せを掴もうとするソレーヌを、繊細に演じています。お相手のニコラス・ガリツィンもイケメンで、なんと言っても声が素敵でした。
【甘くてもどかしい】ヘイティング・ゲーム 恋とキャリアの必勝法(2021)
原題:The Hating Game
出版社で働くルーシーは、合併をきっかけに入社してきた同僚ジョッシュが嫌いだ。そんな中、社内から常務取締役を選出することに決まり、その座を巡って2人は競い合い負けた方は退社することで合意。ジョッシュを意識する毎日で、ある日彼と急接近する夢を見たことをきっかけに、ルーシーはさらに意識するようになる。全米ベストセラー原作のポップなラブコメディ。
仕事と恋愛の両立の難しさを改めて感じられる作品です。主人公の女性が、男性上司との駆け引きや、仕事での成功を目指しながらも、心の葛藤を抱える姿に共感する人も多いはず。特に、仕事と恋愛のどちらを優先すべきかという悩みは、現代を生きる多くの女性が抱えている普遍的なテーマだと思います。華やかな職場での恋愛模様だけでなく、仕事で成功するための努力や葛藤も描かれていて、働く女性なら誰でも共感できる部分が多いのではないでしょうか。
【タイムリープ】パーム・スプリングス(2020)
原題: Palm Springs (ⒸNeon)
退屈な結婚式にうんざりしていたナイルズは、ひょんなことからループする1日を抜け出せなくなる。そこに、同じく結婚式に出席していたサラも巻き込まれ、2人は永遠に同じ日を繰り返すことに。
タイムループものですが、現代の若者の恋愛観や人生観をユーモラスに描き、斬新な展開で楽しませてくれる洋画です。主演のアンディ・サムバーグとクリスティン・ミリオティの軽快な掛け合いが最高で終始笑える洋画になっています。
【ラブコメ好きにおすすめ】ロマンティックじゃない?(2019)
原題: Isn’t It Romantic? (ⒸNew Line Cinema)
主人公がロマンティックコメディの世界に迷い込むという設定で、お決まりの展開を逆手に取った笑えるギャグが満載。ありのままの自分を受け入れる大切さがコミカルに伝わる作品です。レベル・ウィルソンのパワフルさやおもしろさ、そしてキュートな魅力が光ります。
ロマンティック・コメディのお約束を徹底的にパロディ化した、斬新な設定が笑いを誘います。ミュージカルシーンや、個性豊かなキャラクターたちとのやりとりも必見。ラブコメ好きにも、そうじゃない人にもおすすめの面白い洋画です。
【女詐欺師のバトル】ザ・ハッスル(2019)
原題: The Hustle (ⒸUniversal Pictures)
熟練の詐欺師(アン・ハサウェイ)と駆け出しの詐欺師(レベル・ウィルソン)がタッグを組み、大金を狙うコメディ。正反対の二人が繰り広げる騙し合いと、絶妙な掛け合いが面白い洋画です。彼女特有のぶっ飛んだキャラクターとコメディが冴えわたり、アン・ハサウェイとの化学反応でさらに笑いを増幅させます。
アン・ハサウェイ演じるエレガントな詐欺師と、レベル・ウィルソン演じるおバカな詐欺師の凸凹コンビが最高!2人の息が合っているのかいないのか分からない、絶妙なやりとりが笑いを誘います。痛快なラストにもスカッとします。
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【ミュージカル】ラ・ラ・ランド(2016)
原題:La La Land
夢を追いかける若い女優ミアとジャズピアニストのセブのラブストーリー。色鮮やかな映像と耳に残る音楽が特徴で、夢と現実の間で揺れる二人の姿は、誰もが一度は経験する葛藤で共感できることでしょう。夢を追い続けることの喜びと切なさが描かれた作品です。
ラ・ラ・ランドを観て、夢を追いかけることの喜びと苦しみを改めて感じました。ミアとセバスチャンの切ないほどの恋愛模様に心が揺さぶられ、同時に、現実とのギャップに悩みながらも自分の道を切り開いていく彼らの姿に勇気づけられました。特に、ロサンゼルスの街並みをバックに歌い踊るシーンは息をのむ美しさで、何度見ても感動します。自分自身も、何かを諦めずに頑張ろうという気持ちになりました。
【レトロ】ハリウッド・スキャンダル(2016)
原題: Rules Don’t Apply (ⒸTwentieth Century Fox Film Corporation)
1958年、ハリウッドの大物プロデューサー、ハワード・ヒューズの専属女優として雇われたマーラ(リリー・コリンズ)。マーラはヒューズの運転手フランクと出会い、やがて惹かれ合っていきます。しかし、ヒューズは社内恋愛を禁止しており、2人は秘密の恋を育むことに。
60年代のハリウッドに生きる純粋で夢見がちな若手女優を、可憐な笑顔とレトロなファッションで見事に表現しています。主演だけでなく主題歌も担当しており、リリー・コリンズの美しい歌声も聴くことができます。
【切ない】あと1センチの恋(2014)
原題:LOVE, ROSIE
長年の親友同士だったロージーとアレックスが、互いに好きな気持ちを隠しながらもすれ違い続けるラブストーリー。友情と恋愛の間で揺れ動く感情を繊細に描いた作品で、ロマンチックな気分に浸りたい夜にぴったりです。
「あと1センチの恋」を観て、切ないながらも温かい気持ちになりました。主人公たちの初恋の甘酸っぱさや、叶わぬ恋の苦しさなどが繊細に描かれていて、自分の初恋を思い出す人もいるのでは。特に、最後のシーンでは、大人になった二人が再び出会い、過去の感情がよみがえる様子に感動しました。初恋の記憶は、大人になった今でも心の奥底に残っているものなのだと感じました。
【愛が冷める現実】ブルーバレンタイン(2010)
原題:Blue Valentine
若いカップルの出会いと別れをリアルに描いたラブストーリー。感情の揺れ動きが繊細に表現されており、恋愛における喜びと痛みに共感する人も多いはず。大人の恋愛の難しさを描いた深いドラマです。
ブルーバレンタインを観て、愛の始まりと終わりを同時に感じました。かつて愛に満ちていた二人の姿と、今の冷え切った関係性の対比が、切なく心に突き刺さります。特に、幸せだった頃の回想シーンと、現実の喧嘩のシーンが交互に映し出される構成は、観ている者の心を揺さぶり、愛の脆さをまざまざと見せつけられます。二人の関係の行く末がどうなるのか、最後まで目が離せませんでした。
【幽霊になった⁈】恋人はゴースト(2005)
原題:Just Like Heaven (© DreamWorks Pictures)
仕事にしか興味がない医師エリザベスは、長時間労働を終えた直後に交通事故に遭い昏睡状態となってしまう。生死をさまよっているうちにゴーストとなり自宅マンションに現れると、デイビッドという男が住んでいた。エリザベスを追い出そうとあらゆる手を尽くすデイビッドだったが、彼女の身元を探っていくと、彼女は働いていた病院で入院中であることを知る。
キューティ・ブロンドの雰囲気とはガラリと変わって、仕事一筋で昇進しようとタフに仕事をこなすキャリアウーマンを演じたリース・ウィザスプーン。エリザベスのさまざまな感情が入り混じるストーリーの中で器用に演じています。
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【一途な純愛】50回目のファースト・キス(2004)
原題: 50 First Dates (2004) ⒸColumbia Pictures
ハワイの美しい島を舞台に、獣医のヘンリー(アダム・サンドラー)がルーシー(ドリュー・バリモア)に一目惚れするところから物語は始まります。しかし、ルーシーは交通事故の後遺症で、前日の記憶を翌日にはすべて失ってしまう短期記憶喪失障害を抱えていました。
何度会っても「初めまして」と繰り返すルーシーに対し、ヘンリーは毎日、彼女と“初対面”をやり直し、なんとか自分のことを覚えてもらおうと奮闘します。毎日のように「初対面」を繰り返す2人の、切なくも心温まる恋の行方を描いた物語です。
切ない恋愛映画ではありますが、コメディ要素が終始散りばめられていて、楽しめる洋画でした!日常会話レベルの英語も多数出てくるので、英語学習にもピッタリです。
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【格差を超えて愛し合う】プリティ・ウーマン(1990)
原題: Pretty Woman (© 1990 Touchstone Pictures. All Rights Reserved.)
“ウォール街の狼”と呼ばれる仕事一筋のエドワード(リチャード・ギア)と娼婦ヴィヴィアン(ジュリア・ロバーツ)が偶然出会い、相容れない互いの世界は新鮮で2人は一週間だけのパートナーとして契約を結ぶ。ホテルで一緒に暮らし始めた2人は次第にお互いに惹かれあっていくというロマンチック・コメディ。全世界で大ヒットした不朽の名作。
格差を乗り越えて愛し合う二人の姿に感動しました。ヴィヴィアンの純粋さに影響されていくリチャードも見どころの一つです。
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ミステリー・サスペンス
ここからは、ミステリー・サスペンス洋画をご紹介します。
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【二転三転】ウィークエンド・アウェイ(2022)
原題:The Weekend Away /Ⓒ Netflix
クロアチア旅行に出かけたベスと親友ケイト。しかしケイトが失踪し、事件に巻き込まれたベスが真相を追うサスペンス映画です。
ゴシップガールで一世を風靡したレイトン・ミンスターが主人公ベスを熱演。緊張感あるシーンでの表情や台詞回しがリアルで、等身大の女性像を巧みに演じています。
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【衝撃のラスト】ザリガニの鳴くところ(2022)
原題:Where the crawdads sing
舞台は1900年半ば。とある湿地帯で、将来有望な青年チェイスが遺体となって発見された。犯人として逮捕されたのは町中の人から「湿地の娘」と呼ばれ、冷たい目で見られている少女カイア。彼女は幼い頃に両親に捨てられてから、学校にも行かずに湿地の中でたった1人で生き抜いてきたが、青年テイトとの出会いをきっかけに、彼女の運命は大きく変わっていくことに。法廷ではカイヤの半生が少しずつ明かされ、物語は予想だにしなかった衝撃の結末を迎える。
自然の美しさと人間の孤独が深く心に響きました。湿地で育ったカイアのたくましさ、そして彼女を取り巻く周囲の人々の心の闇が複雑に絡み合い、最後まで目が離せませんでした。特に、自然の中で生きるカイアの描写は美しく、彼女の孤独と強さが際立っていました。
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【ゾクっとする!】インヘリタンス(2020)
原題: Inheritance (ⒸVertical Entertainment)
ニューヨークの地方検事ローレン(リリー・コリンズ)は、莫大な資産を持つ父を亡くします。遺言で父から鍵と座標を渡されたローレンが森の奥へ向かうと、地下室に鎖で繋がれた男を発見。男は父が犯した罪を告白し、ローレンは父の遺した秘密と向き合うことになります。
これまでの可憐なイメージとは一変、家族の秘密に翻弄されながらも真実を追い求める、タフで知的な弁護士を演じています。強気でありながらも、優しさを持つリリー・コリンズと、秘密の男との掛け合いに目が離せませんでした。衝撃のラストなので、ぜひ最後まで見てください!
20代女性におすすめの洋画を楽しもう
今回は20代女性におすすめの洋画を紹介しました。仕事や恋愛、友情などが描かれているものが多く、どれも楽しめる作品です。最近では、約1,000円で映画が見放題の動画配信サービスが充実しているので、ぜひ活用してみてくださいね。