英検®準2級ライティングで「思いつかない」を克服!理由がスラスラ出る5つのコツ

英検®準2級ライティングの英作文で、「どんなことを書けばいいのか思いつかない…」と悩んだことはありませんか?この悩みは、多くの受験生が抱える共通の課題です。しかし、正しい方法で対策すれば、必ず克服できます。この記事では、英検®準2級ライティングで「思いつかない」を解決するコツと勉強方法を紹介します。

■この記事を書いた人
純ジャパながら独学で英検®1級、TOEIC®925を取得。年間300人以上に指導している現役英会話講師です。字幕・吹替・広告翻訳家としての顔も持ち、現在は1児の母として子育てと両立しながらフランス語も話すマルチリンガルに。メディア会社での役職経験を活かした分かりやすい解説で、英語学習に役立つコンテンツをお届けしています。
英検®準2級ライティングで「思いつかない」2つの原因
英検®準2級ライティングで理由が「思いつかない」主な原因は、以下の2つが考えられます。
- 練習不足:単純に、質問文を読んでそれに対する理由を2つ考えるという練習が不足している場合があります。英検®のライティングの答え方にはある程度のパターンがあり、何度も練習することで理由を書くコツをつかんでいくことができます。
- 経験から理由を考えようとしている:自分の経験から理由を考えようとしていませんか?経験だけに頼ってしまうと、体験したことないことについては何も述べることができません。
「思いつかない」を克服する!英検®準2級ライティングの学習法
英検®準2級のライティングで「理由が思いつかない」と悩むのは、決してあなただけではありません。多くの受験者が同じ壁にぶつかります。その主な原因は、「質問に対する理由を考える練習」が不足していること。では、どうすればこの壁を乗り越えられるのでしょうか?
理由を考える練習を「30個」徹底的に行う
英作文の問題を、少なくとも30個は解く練習をしましょう。数をこなすうちに、さまざまなトピックで応用できる「理由のパターン」が必ず見えてきます。例えば、「お金」「健康」「時間」「環境」といったキーワードは、どんな質問にも使える便利な理由です。
【理由を考える瞬発トレーニング!】 実際に英作文を書かなくてもOKです。質問文を読んだら、「理由はこれとこれ!」と瞬時に2つ答えを出す練習だけでも、ライティング力は格段に上がります。 |
プロの力を借りて「コツ」をつかむ
どうしても自力で思いつかない場合は、プロの力を借りるのも賢い選択です。オンライン英会話などを活用して、「英検®準2級のライティングで理由を考えるコツを教えてください」と相談してみましょう。
プロの指導を受けることで、ネットや参考書には載っていない理由を考えるコツを教えてくれるはずです。
【関連記事】 オンライン英会話で英検®対策!上手な使い方とおすすめ3選 |
英作文の理由がスラスラ出てくる!プロ講師直伝のコツ5つ
英作文は、理由を考える時間を短縮し、実際に書く時間にあてるのが高得点の鍵です。ここでは、私が生徒に教えている「理由を考える5つのコツ」をご紹介します。
自分の意見を決めておく
本番で賛成か反対かを迷う時間はもったいないです。「こういう質問には、この立場!」と事前に決めておきましょう。例えば、「Do you think social media is good for society?」という質問が来たら、賛成の立場で答えると決めておき、理由も「コミュニケーション」「情報収集」といったキーワードをイメージしておくと、本番で慌てません。
数多くの質問文に対して理由を考えるトレーニングをしていくと、だんだんと自分の中のパターンが見えてきます。しっかりと準備をして、本番では立場や理由を考えることに時間をかけないようにしましょう。
自分の経験や日常生活に結びつける
最も自然で書きやすい理由は、実際の自分の経験や日常生活に関連するものです。例えば、「外国語を学ぶべきか?」というテーマが出た場合、自分が英語を学んだ経験や、他の言語に触れた時の感想を思い出してみてください。「旅行先で英語が役立った」「外国人観光客に道案内ができた」など、実体験に基づいた理由は説得力があります。
ただし、ここで述べる経験については、よくある体験談や多くの人が想像しやすいことを述べるように気をつけましょう。珍しい体験談など人が想像しづらいことは、書くのが難しいうえ、読み手にも伝わりにくいです。誰でも共感できるような、一般的なエピソードに留めるのがポイントです。
一般的なメリット・デメリットを書き出す
難しい理由は必要ありません。英検®ライティングは、ありきたりな理由で十分です。まずは、テーマに関する一般的なメリット・デメリットを書き出してみましょう。
例えば「科学技術(テクノロジー)が生活を便利にするか?」というテーマなら「AIの活用で仕事が効率化される」「料理や掃除といった家事の時間を短縮できる」といったポジティブな点と、「スマートフォンへの依存が増える」「個人のプライバシーが侵害される可能性がある」といったネガティブな点が考えられます。これらは、科学技術に対してよく聞く意見であり、英作文を書くうえで説得力のある理由として使うことができます。このように、誰もが知っている意見を整理することで、英作文のネタを簡単に作ることができます。
理由の要点から具体例へ展開する
「理由を一文で書いて終わってしまう…」という悩みをよく聞きます。これを解決するには、「要点+補足(具体例)」の構成を意識しましょう。
例えば、Do you think convenience stores are a good place to buy food? (コンビニは食べ物を買うのに良い場所か?)という質問に対して理由を述べる場合の例を見てみましょう。
【悪い例】 People can buy fruits and vegetables at convenience stores. (コンビニでは、フルーツや野菜を買うことができます。) |
【良い例】 People can buy many kinds of food in convenience stores. →For example, they can buy fruits, vegetables, sandwiches, lunch boxes, and snacks. (コンビニではたくさんの種類の食べ物を買うことができます。例えば、フルーツや野菜、サンドイッチ、弁当、お菓子を買うことができます。) |
このように、まず「たくさんの食べ物が買える」という要点を述べ、その後に具体的な例を続けることで、自然に文章を広げられます。
反対意見への反論で説得力UP
これは少し高度なテクニックですが、反対側の意見を持ち出してきて、それに対する反論を述べることで、自分の意見を補強することにつながります。
【例題】「子どもがスマホを持つことに賛成か?」という質問で賛成の立場で書く場合 Some people say children might become addicted to smartphone games, but parents can set a time limit. (スマホゲームに依存する人もいるが、利用制限を設定すればよい。) |
このように反対意見を持ち出し、それに反論することで意見に説得力を持たせることができます。
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