5歳で英検®Jr.ブロンズ高得点!3か月間やったこと

この記事では、5歳の純ジャパが英検®Jr.ブロンズ高得点獲得までの3か月間にやったことをご紹介します。

英語を早いうちから勉強させたいけど、いろいろな英語教育のサービスがあって迷いますよね。英会話スクールは高額だし、送り迎えもできたらしたくないという方には、ご家庭でも始められる「英検Jr.」がおすすめ。今回は、私の子どもが実際に英検Jr.の最初のステップ「ブロンズ」を受験するまでの3か月に実際に行った勉強を詳しくご紹介します。

英検Jr.とは?

その名の通り、小さな子ども向けの英検です。特に小学生を対象にしており、合否がなく正答率が出されるため、「育成型の英語能力テスト」と言われています。グレードが3つあり、「ブロンズ」、「シルバー」、「ゴールド」の順に難しくなっていきます。受験方式も会場を設定する「ペーパー版」と自宅で気軽に受けられる「オンライン版」から選べるため、ご家庭の環境に合わせて受験できるのも魅力のひとつです。2013までの受験者数のデータが公開されており、英検Jr.全体ではおよそ8~9万人が受験しているそうです。試験についての詳細は、公式ホームページをご覧ください。

5歳でブロンズ高得点!3か月間やったこと

純ジャパの子どもが、英語を習得するためには大人の協力が必須。ここからは、私の子どもが実際にブロンズで高得点を目指すために行った勉強法を公開します。親子二人三脚でほとんど毎日学習し、約3か月で高得点を出せるレベルになりました。ぜひ、日々の学習の参考にしてくださいね。

まずは単語学習から

英語初心者の子どもは、まずは単語学習から始めると良いです。「単語だけなの?」、「もっと実践的なことをやらなくて良いの?」と思うかもしれませんが、小さな子どもにとっては知らない言語の単語を真似するだけでもひと苦労します。まずは、やさしい短めの単語から始め、段々と慣れてきたらフレーズや会話表現へと範囲を広げていくと良いと思います。

厳選!実際に覚えた単語

ここからは、実際に覚えた単語をジャンル別にご紹介します。

動詞

buy(買う)
dance(踊る)
do(する
drink(飲む)
eat(食べる)
go(行く)
have(持っている、ある)
jump(ジャンプする)
like(好き)
listen(聞く)
make(作る)
play(遊ぶ)
read(読む)
run(走る)
see(見る)
sing(歌う)
sleep(眠る)
study(勉強する)
walk(歩く)
want(欲しい)
watch(みる)
write(書く)

▶文で覚えよう

 I can run. 「走れるよ。」

 I like to sing. 「歌うことが好きです。」

反意語

happy(うれしい) ⇔ sad(悲しい)
good(良い) ⇔ bad(悪い)
big(大きい) ⇔ small(小さい)
long(長い) ⇔ short(短い)
hot(暑い・熱い) ⇔ cold(寒い・冷たい)
new(新しい) ⇔ old(古い)
fast(早い) ⇔ slow(遅い)
hard(硬い) ⇔ soft(柔らかい)
hungry(お腹が空いた) ⇔ full(お腹がいっぱい)

天気

sunny(晴れ)
cloudy(くもり)
rainy(雨)
windy(風が強い)
weather(天気)

▶文で覚えよう

 Q: What is the weather today? 「今日の天気はどうですか?」

 A: It’s sunny. 「晴れです。」

身近なもの

bag(かばん)
book(本)
cap(帽子)
clock(時計)
clothes(服)
doll(人形)
eraser(消しゴム)
pen(ペン)
pencil(鉛筆)
scissors(はさみ)
glasses(めがね)
mirror(鏡)
piano(ピアノ)
violin(バイオリン)
bed(ベッド)
chair(いす)
door(ドア)
table(テーブル)
sofa(ソファ)
TV(テレビ)
window(窓)
cup(コップ)
fork(フォーク)
plate(皿)
spoon(スプーン)

▶文で覚えよう

 This is my book. 「これは私の本です。」

 The book is on the table. 「(その)本は机の上にあります。」 

野菜・果物

apple(りんご)
banana(バナナ)
broccoli(ブロッコリー)
cabbage(キャベツ)
carrot(にんじん)
cherry(さくらんぼ)
corn(とうもろこし)
cucumber(きゅうり)
eggplant(なす)
grapes(ぶどう)
green pepper(ピーマン)
melon(メロン)
mushroom(きのこ)
onion(たまねぎ)
orange(オレンジ)
peach(もも)
pineapple(パイナップル)
potato(じゃがいも)
pumpkin(かぼちゃ)
strawberry(いちご)
tomato(トマト)
watermelon(すいか)

▶文で覚えよう

 I like apples. 「りんごが好きです。」

 I don’t like eggplants. 「なすは苦手です。」

食べ物

bread(パン)
cake(ケーキ)
candy(あめ)
chocolate(チョコレート)
doughnut(ドーナツ)
egg(たまご)
ice cream(アイスクリーム)
rice(ごはん)
sandwich(サンドイッチ)
soup(スープ)
spaghetti(スパゲッティ)

▶文で覚えよう

 I like spaghetti. 「スパゲッティが好きです。」

 Cake is delicious. 「ケーキはおいしいです。」

飲み物 3語

juice(ジュース)
milk(牛乳)
water(水)

▶文で覚えよう

 I want some juice. 「ジュースがほしいよ。」

 I want some milk.「牛乳がほしいよ。」

身体の部位

eye(目)
nose(鼻)
mouth(口)
ear(耳)
face(顔)
hair(髪)
head(頭)
neck(首)
shoulder(肩)
arm(腕)
hand(手)
leg(脚)
foot(足)

▶ゲームで覚えよう

 「体の部位の英語を言う→自分のその部位を触ってもらう」

 (例)nose → 鼻を触れたら正解

動物

bear(熊)
bee(蜂)
bird(鳥)
cat(猫)
cow(牛)
dog(犬)
elephant(象)
fish(魚)
fox(きつね)
frog(かえる)
giraffe(麒麟)
gorilla(ゴリラ)
horse(馬)
kangaroo(カンガルー)
koara(コアラ)
lion(ライオン)
monkey(猿)
mouse(ねずみ)
panda(パンダ)
pig(豚)
rabbit(うさぎ)
tiger(虎)
snake(蛇)
zebra(シマウマ)

▶文で覚えよう

 There is a fox. 「きつねがいるよ。」

 Cats are cute. 「ねこはかわいいです。」

red(赤)
yellow(黄色)
blue(青)
green(緑)
purple(紫)
pink(ピンク)
brown(茶色)
white(白)
black(黒)
gray(灰色)
silver(銀色)
gold(金色)

circle(丸)
square(四角)
triangle(三角)

▶クイズで覚えよう

 「色のついた形を見せる→答えてもらう」という風にして、色と形を言う練習をします。とても良いエクササイズになるのでおすすめです。絵文字にも色のついた丸、三角、四角があるので便利ですよ。

 (例)赤い丸の場合 答え:red circle

乗り物

airplane(飛行機)
bicycle(自転車)
bus(バス)
car(車)
helicopter(ヘリコプター)
rocket(ロケット)
ship(船)
taxi(タクシー)
train(電車)

自然

sun(太陽)
moon(月)
star(星)
sky(空)
sea(海)
mountain(山)
flower(花)
tree(木)

実際に覚えた会話表現

単語学習がひと通り終わったら、次は会話表現の学習に取りかかりました。実際に覚えた会話表現をご紹介しますね。

あいさつ

A: Good morning. 「おはよう」

B: Good morning. 「おはよう」

A: How are you? 「調子はどう?」

B: I’m fine. 「元気だよ。」

A: What’s the weather today? 「今日の天気はどう?」

B: It’s sunny. 「晴れだよ。」

A: I’m sorry. 「ごめんなさい。」

B: That’s OK. 「いいよ。」

A: I’m home. 「ただいま。」

B: Welcome home. 「おかえり。」

A: Go to bed, now. 「もう寝ましょう。」

B: Good night. 「おやすみ」

A: Hurry up! 「急いで!」

B: I’m coming. 「今行くよ。」

A: Nice to meet you. 「よろしくね(初めまして)。」

B: Nice to meet you, too. 「こちらこそ、よろしくね(初めまして)。」

A: Let’s play together. 「一緒に遊ぼう。」

B: Yes, let’s. 「うん、遊ぼう。」

A: Can you clean the table? 「机をきれいにしてくれる?」

B: OK. 「オッケー。」

A: Can you open the door? 「ドアを開けてくれる?」

B: Sure. 「いいよ。」

本番前の実践練習

英検の公式ホームページでは、サンプル問題が約40問公開されているので、練習に使いました。実践的な練習問題ができるので、良い刺激になりました。オンラインでの受験を考えているご家庭では、パソコン操作も含めて練習できると良いですね。

単語・会話表現の覚え方

毎日決まった時間に学習

単語や会話表現は、短い時間でも良いので毎日学習することをおすすめします。私は、毎日の通園/通勤時間に車の中で教えていました。週末に家でまとまった時間を作り、総復習をしたりもしました。ポイントは「いかに習慣化するか」ということだと思います。例えば、帰宅後に手洗いうがいを済ませた後は英語学習の時間にするなど、親子で毎日取り組む時間を作れると良いですね。

詳しい覚え方については、別記事「子どもの英単語学習は「3つずつ」がちょうどいい!」をぜひご覧ください。

日常に英語を取り入れる

英語圏の人が英語を話せるのは、日常で使っているからですよね。それに倣い、英語を日常に取り入れることで、英語への苦手意識がなくなっていきます。簡単なGood morning.などのあいさつから取り入れるのが取り組みやすくおすすめです。徐々に慣れてきたら、I want some juice.などの会話文にも挑戦。少しずつ「英語で言えること」を増やしていくイメージで、日々少しずつ教えてあげると挫折なく続けることができます。

私の子どもの場合、他人の目があると恥ずかしがってしまうということがあったので、車の中やお風呂の中など、2人きりになった時に練習しました。また、「最初だから間違えてもいいよ。」と声かけをすることで、プレッシャーをかけずに学習を続けられたと実感しています。

気分転換にはヒントクイズがおすすめ

単語を覚えたり思い出したり、問題を解いたりと、英語学習は単調な学習になりがちですよね。そんな時はヒントクイズがおすすめ。3~4つ程ものを表す短い文を言って、それが何か答えてもらうクイズです。「何だろう」と考える子どもの姿はかわいいですよ。

(例)

親「①I like trees. ②I am brown. ③I like bananas. 」

子「Are you a monkey?」

親「Yes!」

というような流れで行います。

私が実際に家で行ったヒントクイズを少しご紹介しますね。

[1]①I have a long nose. ②I am big. ③I eat many foods. 答え:elephant

[2]①I am small. ②I like cheese. ③I am gray. 答え:mouse

[3]①I like jumping. ②I am green. ③I like singing. ④I eat insects 答え:frog

[4]①I am black and white. ②I have milk. ③I am big. 答え:cow

[5]①I like carrots. ②I run fast. ③I have long ears. 答え:rabbit

[6]①I like flowers. ②I fly fast. ③I am yellow and black. 答え:bee

[7]①I live in Australia. ②I like trees. ③I am gray. 答え:koara

ヒントクイズに慣れてきたら、お子さんに問題を作ってもらうのも楽しいですよ。ぜひ一緒に考えてみてくださいね。

★小さい子向けヒントクイズ

 小さいお子さんは、ヒントを1つだけにし、2つのものから選んでもらうという方法がおすすめです。

(例)mouseとelephantを出す→I am small.とヒントを言う。→どちらか選んでもらう。答え:mouse

最初はできなくてもコツコツ続ければ大丈夫

今回は、私の子どもが5歳で英検ブロンズで高得点を出すために行った勉強をご紹介しました。英語デビューしたばかりの英語初心者は、単語を発音するだけでもひと苦労だと思います。それでも焦らず、毎日根気よく学習を続けていくことが大切です。続けることで、だんだん「上手になったなあ」と実感できると気がくるはずですよ。

そして、小さいお子さんが自己学習することは難しいため、周りのサポートが必須です。1日15~30分だけでも決まった時間に学習をするよう習慣化することで、気持ち的な負担も減らすことができますよ。

私は英語ができれば、活躍できる舞台が広がると信じています。この記事が少しでも参考になれば幸いです。

※このコンテンツは、公益財団法人 日本英語検定協会の承認や推奨、その他の検討を受けたものではありません。