【中学英語文法】It is 構文「It is … for 人 to 動詞」の例文やforとofの違いも解説

中学校で習うIt is構文について学び直しましょう!

■この記事を書いた人
純ジャパながら独学で英検®1級、TOEIC®925を取得。年間300人以上に指導している現役英会話講師です。字幕・吹替・広告翻訳家としての顔も持ち、現在は1児の母として子育てと両立しながらフランス語も話すマルチリンガルに。メディア会社での役職経験を活かした分かりやすい解説で、英語学習に役立つコンテンツをお届けしています。
It is構文とは?
It is 構文は「~することは…だ。」と表す英語表現です。まずは例文を見てみましょう。
| 【例文】 It is important to study English. 勉強することは大切だ。 |
この例文では、「to study English(勉強すること)」が意味上の主語です。しかし、英語では長いフレーズを主語に置くことを避けるため、仮の主語「It」を文頭に置きます。
It is 構文の構造
It is 構文の構造を確認しましょう。
| 【例文】 It is 形容詞 to 動詞の原形. (動詞)することは(形容詞)だ。 |
It is の後ろには形容詞を置きます。そして、toの後ろには動詞の原形を置きます。
It is … for 人 to ~
It is 構文に「for 人」を入れることで「(人)にとって」という意味を加えることができます。
| 【例文1】 It is important for me to study English. 勉強することは私にとって大切だ。 |
| 【例文2】 It is easy for me to play the piano. ピアノを弾くことは私にとって簡単だ。 |
| 【例文3】 It was hard for him to ride a bike. 自転車に乗ることは、彼にとって難しかった。 |
It is … of 人 to ~
It is 構文に「of 人」を入れることで「~するなんて(人)は…だ」という意味になります。
| 【例文1】 It is nice of you to help with my homework. 私の宿題を手伝ってくれるなんてあなたは優しい。 |
| 【例文2】 It is wise of him to save money for his future. 将来のために貯金するとは、彼は賢明だ。 |
It is … that 主語 + 動詞
It is … that 主語 + 動詞を使うことで「主語が(動詞)することは…だ。」という意味になります。この場合、動詞は原形を使うのではなく、主語や時制に合わせて形を変える必要があります。
| 【例文1】 It is important that children eat breakfast every day. 子どもが毎日朝食を食べることは大切です。 |
| 【例文2】 It was sad that he did not come to the party. 彼がパーティに来なかったのは悲しい。 |
| 【例文3】 I was happy for me that she won the game. 彼女が試合に勝ったことは私にとってうれしかった。 |
練習問題
練習問題を解いて知識を定着させましょう。
練習問題
日本語を英語に直しましょう。
(1)本を読むのことは私にとって面白いです。
(2)私にプレゼントをくれるなんてあなたは優しい。
(3)そのニュースを聞いて驚きました。(そのニュースを聞くことは驚くことだった。)
(4)外へ行くことは危険ではない。
(5)ここに来ることは可能ですか。
(6)彼がニューヨークへ行くことは私にとって悲しい。
(7)私たちが一緒に勉強するのは良い考えです。
(8)私たちが制服を着るのはルールです。
答え合わせ
(1)It is interesting for me to read books.
(2)It is kind of you to give me the present.
(3)It was surprising to hear that news.
(4)It is not dangerous to go out. ※go outsideも可
(5)Is it possible to come here?
(6)It is sad for me that he will go to New York.
(7)It is a good idea that we study together.
(8)It is a rule that we wear uniforms.


