「久しぶり」は英語で?英検1級の英会話講師が解説【今日のフレーズ#4】

日本語の「久しぶり」という表現は、日常会話でもビジネスシーンでもよく使われるフレーズです。本記事では、さまざまなシチュエーションで「都合の良い」を英語でどのように表現できるかを解説します。

■この記事を書いた人
純ジャパながら独学で英検®1級、TOEIC®925を取得。年間300人以上に指導している現役英会話講師です。字幕・吹替・広告翻訳家としての顔も持ち、現在は1児の母として子育てと両立しながらフランス語も話すマルチリンガルに。メディア会社での役職経験を活かした分かりやすい解説で、英語学習に役立つコンテンツをお届けしています。
It’s been a long time.
現在完了を使うことで、「前に会った過去のある時点から今まで長い時間だった」というニュアンスで「久しぶり」と伝えることができます。この表現は、ビジネスシーンでも使うことができます。
【例文】 Hello Daniel, it’s been a long time. How have you been? こんにちは、ダニエルさん。久しぶりですね。元気でしたか? |
>How have you been?「元気でしたか?」と付け加えることで、会っていなかった期間の様子を聞くことができます。
It’s been a while.
この表現も、ビジネスシーンで使うことができます。対面に限らず、久しぶりにメールを送る相手にも使うことができる表現です。
【例文】 Dear Daniel, it’s been a while since we had seen before. 拝啓、ダニエルさん。以前お会いしてからご無沙汰しております。 |
>メールの書き出しはDear 宛名から始めます。
It’s been ages.
It’s been a long timeと似た表現に、It’s been ages.という表現もあります。こちらは、少しカジュアルな表現なので、親しい間柄で使うと良いでしょう。
【例文】 Hi! It’s been ages. やあ!久しぶり。 |
Long time no see.
Long time no see.は、親しい間柄でよく使われる表現です。「長い間会っていなかったね。(=久しぶり)」というニュアンスです。
【例文】 A: Hi Daniel! Long time no see. B: Yes, I missed you. A: やあダニエル! 久しぶり。 B: うん、さみしかったよ。 |
状況に合わせて使い分けよう
今回は「久しぶり」を表す表現を紹介しました。文脈やその時の雰囲気、相手との関係性を考えて使い分けることが大切です。多様な表現を駆使して英語でもマナーを意識できると素敵ですね。
この記事があなたの英語力UPにつながれば幸いです。