メールのBest regardsの意味は?目上の人への使い方も例文付きで解説【今日のフレーズ#41】

ビジネスメールを書く際、結びの言葉に悩んだ経験はありませんか? “Sincerely,” や “Regards,” など様々な表現がありますが、今回はその中でもよく目にする “Best regards,” に焦点を当てて解説します。

■この記事を書いた人
純ジャパながら独学で英検®1級、TOEIC®925を取得。年間300人以上に指導している現役英会話講師です。字幕・吹替・広告翻訳家としての顔も持ち、現在は1児の母として子育てと両立しながらフランス語も話すマルチリンガルに。メディア会社での役職経験を活かした分かりやすい解説で、英語学習に役立つコンテンツをお届けしています。
メールでの “Best regards” の意味と使い方
“Best regards” は、日本語の「敬具」や「よろしくお願いいたします」に相当する意味で、丁寧な結びの言葉です。相手への敬意や気遣いを示すニュアンスが含まれており、親しい間柄からビジネスシーンで目上の人にメールを送る時まで幅広く使えます。例文をいくつか見てみましょう。
【例文1】 I look forward to discussing the project with you next week. 来週、プロジェクトについてお話しできるのを楽しみにしています。 Best regards, Taro Yamada |
【例文2】 Please let us know your thoughts on this. これについてお考えをお聞かせください。 Best regards, Taro Yamada |
“Best regards”は目上の人にも使える?
“Best regards” は、目上の人や顧客に対しても問題なく使用できます。堅苦しくなりすぎず、良好な関係を築きたい相手に使うと良いでしょう。ただし、よりフォーマルな場面や、非常に格式高い相手に対しては、“Sincerely,” を使うのが一般的です。
“Best regards” の他の言い方は?
“Best regards” の他にも、メールの結びの言葉には様々な種類があります。ここでは、代表的な2つの表現と “Best regards” との違いを解説します。
- “Sincerely,” …最もフォーマルで丁寧な表現です。意味は日本語の「敬具」に近く、面識のない相手や重要なビジネスメールで使われます。
- “Regards,” …”Best regards” よりも少しカジュアルな表現です。親しい同僚や、やり取りが頻繁にある相手に対して使われることが多いです。
この3つは、丁寧さの度合いで並べると、 Sincerely, > Best regards, > Regards,となります。相手との関係性や、メールの目的によって使い分けしましょう。
“Best regards” の意味を理解して使いこなそう
今回は、メールの結びの言葉として頻繁に使われる “Best regards” の意味と使い方について解説しました。“Best regards” は「敬具」「よろしくお願いいたします」に相当する丁寧な表現で、目上の人や顧客にも使えます。よりフォーマルな場合は “Sincerely,” を、カジュアルにしたい場合は “Regards,” を使いましょう。
英語表現の意味を理解することで、より自信を持って使うことができます。今後も英語学習に役立つコンテンツをお届けしていくので、ぜひチェックしてくださいね。