「紹介する」は英語で?4つの言い方を例文付きでプロ講師が解説【今日のフレーズ#103】

「紹介します」「紹介されました」など、日常やビジネスの場面で頻繁に使う「紹介」という表現を英語で言えますか?今回は、4つの代表的な英語表現を例文とともに分かりやすく解説します。

■この記事を書いた人
純ジャパながら独学で英検®1級、TOEIC®925を取得。年間300人以上に指導している現役英会話講師です。字幕・吹替・広告翻訳家としての顔も持ち、現在は1児の母として子育てと両立しながらフランス語も話すマルチリンガルに。メディア会社での役職経験を活かした分かりやすい解説で、英語学習に役立つコンテンツをお届けしています。
「紹介」を表す英語表現
「紹介」を意味する英語表現はいくつかあり、何を紹介するのかによって表現を使い分けることができます。ここでは、よく使われる4つの言い方を見ていきましょう。
「紹介」を表す英語① introduce
「introduce」は、人やサービスを「紹介する」時に最もよく使う表現です。初めて誰か(何か)を相手に知らせるイメージがあります。
【例文1】 I’d like to introduce you to my colleague, Mr. Tanaka. (私の同僚の田中さんをあなたに紹介したいです。) |
【例文2】 Please allow me to introduce myself. (自己紹介させてください。) |
「紹介」を表す英語② present
「present」は「提示する」「発表する」というニュアンスで、フォーマルな場面での「紹介」に使われます。特にビジネスやスピーチの場でよく使われます。
【例文1】 He presented the new product at the meeting. (彼は会議で新製品を紹介しました。) |
【例文2】 Next, I will present our new product lineup. (次に、私たちの新しい製品ラインナップをご紹介します。) |
「紹介」を表す英語③ recommend
「recommend」は「推薦する」「勧める」という意味で、人や物を「おすすめ」して紹介する時に使うことができます。
【例文1】 Can you recommend a good cafe near the station? (駅の近くで良いカフェを紹介してくれませんか?) |
【例文2】 She recommended her dentist to me. (彼女は私に自分の歯医者を紹介してくれました。) |
「紹介」を表す英語④ refer
「refer」は、病院で医者を紹介する時や、取引先を他の部署に回す時など、フォーマルな場でよく使う英語表現です。
【例文1】 The doctor referred me to a specialist. (その医者は専門医を紹介してくれました。) |
【例文2】 Could you refer me to a lawyer specializing in corporate law? (企業法を専門とする弁護士を紹介していただけますか?) |
「紹介」を表す英語はさまざま
「紹介」と一言で言っても、英語では複数の表現があります。ニュアンスや場面に応じて使い分けることで、自然で正確な英語表現ができるようになります。ぜひ例文を参考に、実際の会話で使ってみてくださいね。毎日コツコツと学習を続け、ぜひ英語習得を一緒に頑張りましょう!
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