英語「grow up」の意味は?ビジネスでの使い方も分かる例文を解説【今日のフレーズ#155】

英語「grow up」の意味は、日常会話だけでなくビジネス英語でも使える便利な表現です。今回は、「grow up」の意味や使い方を例文とともに丁寧に解説します。

■この記事を書いた人
純ジャパながら独学で英検®1級、TOEIC®925を取得。年間300人以上に指導している現役英会話講師です。字幕・吹替・広告翻訳家としての顔も持ち、現在は1児の母として子育てと両立しながらフランス語も話すマルチリンガルに。メディア会社での役職経験を活かした分かりやすい解説で、英語学習に役立つコンテンツをお届けしています。
「grow up」の意味は?
「grow up」は基本的に「成長する」「大人になる」という意味を持つ英語表現です。物理的な成長だけでなく、精神的な成熟や組織・事業の発展を表すこともあります。例えば、子どもの成長だけでなく「会社が成長する」「考え方が成熟する」といったビジネス的な文脈にも応用できます。
【例文1】 I grew up in Tokyo. (私は東京で育ちました。) |
【例文2】 Our company has grown up a lot over the past few years. (私たちの会社はここ数年で大きく成長しました。) |
【例文3】 It’s time to grow up and take responsibility. (そろそろ大人になって責任を持つべきだよ。) |
「never grow up」の意味と使い方
「never grow up」は直訳すると「決して大人にならない」という意味ですが、「いつまでも子どもっぽい」「無邪気なままでいる」という意味で使われます。ポジティブにもネガティブにも捉えられる表現です。
【例文1】 You never grow up, do you? (あなたって本当にいつまでも子どもみたいだね。) → 軽い冗談や愛情を込めた表現。 |
【例文2】 He needs to stop whining and grow up. (彼はぐずぐず言ってばかりせず、大人になるべきだ。) →責任を取らない態度を批判するとき。 |
「when you grow up」の意味と使い方
「when you grow up」は「大きくなったら」「大人になったら」という意味。特に将来の夢や希望を語るときによく使われます。
【例文1】 What do you want to be when you grow up? (大きくなったら何になりたい?) |
【例文2】 When you grow up, you’ll understand. (大人になったらわかるよ。) |
「grow up」の関連表現
「grow up」に似た意味を持つ表現を覚えると、英語の表現力がぐっと広がります。
bring up「育てる」
bring upは「~を育てる」という意味です。主語は親や教師など育てる側になります。
【例文】 Her parents brought her up in Canada. (親がカナダで彼女を育てた。) |
develop「発達する」
developは「発達する」という意味です。精神的にも身体的にも成長することを表します。
【例文】 Children develop quickly in their early years. (子どもは幼少期に急速に成長する。) |
mature「成熟する」
matureには「成熟する」という意味があり、人に使う場合は精神的に成長することを表します。
【例文】 He has matured a lot since he started working. (彼は働き始めてからずいぶん大人になった。) |
「grow up」の使い方をマスターしよう
今回は「grow up」の意味と使い方を解説しました。「大人になる」「成長する」といった基本の意味に加えて、ビジネスや比喩的な場面でも幅広く使える表現です。ぜひこの記事の例文を参考に、実際の会話やビジネスメールで使ってみてくださいね。毎日コツコツと学習を続け、英語習得を一緒に頑張りましょう!