英語「probably」の意味は?maybeやperhapsとの違いや読み方を解説!【今日のフレーズ#160】

英語で「probably」を聞いたことがあるけれど、「maybe」とどう違うの?と思ったことはありませんか?どちらも「たぶん」と訳されますが、実は使う場面や確信の強さに違いがあります。この記事では、プロ英会話講師が「probably」の意味や使い方、そして似た表現との違いを丁寧に解説します。

■この記事を書いた人
純ジャパながら独学で英検®1級、TOEIC®925を取得。年間300人以上に指導している現役英会話講師です。字幕・吹替・広告翻訳家としての顔も持ち、現在は1児の母として子育てと両立しながらフランス語も話すマルチリンガルに。メディア会社での役職経験を活かした分かりやすい解説で、英語学習に役立つコンテンツをお届けしています。
「probably」の意味は?
「probably」は、「おそらく」「たぶん」「十中八九」という意味を持つ副詞です。話し手がかなり高い確率でそうだと思っているときに使い、「ほぼそうだと思う」というニュアンスです。確信度を数字にすると、70〜90%ほどと説明されることが多いです。
【例文1】 He will probably come to the party. (彼はおそらくパーティーに来るでしょう。) |
【例文2】 It’s probably going to rain later. (このあとおそらく(高い確率で)雨が降るでしょう。) |
【例文3】 We’ll probably finish by Friday.(金曜までには終わると思います。) |
【例文4】 You’re probably right. (たぶんあなたが正しいよ。) |
「maybe」「perhaps」との違い
「maybe」「perhaps」も「たぶん」「おそらく」と訳されますが、確信の度合いが低く、もう少し控えめな表現です。「probably」は、70〜90%の確率で根拠や自信があるときに使いますが、「maybe」「perhaps」は40〜60%の確率で、可能性はあるけどはっきり言えないときに使います。
また、「maybe」「perhaps」との違いとして、「maybe」はややカジュアルな表現で、「perhaps」は少しフォーマルな響きがあります。
【例文1】 He will probably be late. (彼はおそらく遅れるだろう。)(ほぼ確実) He may be late. (彼は遅れるかもしれない。) (遅れるかもね、という程度) |
【例文2】 I’ll probably go out tonight. (今夜はたぶん出かけるよ。) (行くつもり) Maybe I’ll go out tonight. (今夜出かけるかも。) (まだ決めてない) |
「probably」の読み方
「probably」の発音記号は/ˈprɑː.bə.bli/(米)でカタカナで書くと「プラバブリィ」に近いです。ただ、ネイティブは会話の中で「b」を脱落させることもよくあり、「probably」の場合は2番目の「a」が弱くされ「プラブリィ」のように発音することが多いです。
「probably」の使い方をマスターしよう
今回は英語「probably」の意味や読み方、maybeやperhapsとの違いを解説しました。「probably」はmaybeやperhapsより高い確信度を示す「たぶん」という意味があります。
- probably → 70~90%の確立、カジュアルでもビジネスでもOK
- maybe → 40~60%の確立、カジュアルでもビジネスでもOK
- perhaps → 40~60%の確立、ややフォーマル
ぜひ例文を参考に、実際の会話で使ってみてくださいね。毎日コツコツと学習を続け、ぜひ英語習得を一緒に頑張りましょう!