「イチョウ・銀杏・もみじ」は英語で?読み方もプロ講師が解説【今日のフレーズ#166】

もみじの画像。「イチョウ・銀杏・もみじ」は英語で?読み方もプロ講師が解説【今日のフレーズ#166】

日本の美しい秋を彩る「イチョウ」や「もみじ」は、外国人観光客にも人気の高い被写体ですよね。この記事では、秋の風物詩である「イチョウ・銀杏・もみじ」それぞれの英語表現を、例文を交えて分かりやすく解説します。

この記事を書いた人

純ジャパながら独学で英検®1級TOEIC®925を取得。年間300人以上に指導している現役英会話講師です。字幕・吹替・広告翻訳家としての顔も持ち、現在は1児の母として子育てと両立しながらフランス語も話すマルチリンガルに。メディア会社での役職経験を活かした分かりやすい解説で、英語学習に役立つコンテンツをお届けしています。

「イチョウ・銀杏・もみじ」を表す英語表現

「イチョウ・銀杏・もみじ」の英語表現を解説します。

「イチョウ」を表す英語 Ginkgo (Tree)

「イチョウ」は英語で「Ginkgo (ギンコー)」または「Ginkgo tree」と呼ばれます。これは、イチョウが日本や中国など東アジア固有の種であり、かつて日本から海外に紹介された際に、日本語の「ぎんきょう(銀杏)」がもとになって広まったためです。読み方は「ギンコー」と発音します。

【例文1】
The large Ginkgo tree on campus turns bright yellow every November. (キャンパスの大きなイチョウの木は、毎年11月に鮮やかな黄色に変わります。)
【例文2】
The fan-shaped leaves of the ginkgo are distinctive. (イチョウの扇形の葉は特徴的です。)

「銀杏」を表す英語 Ginkgo nut / Gingko seed

「銀杏 (ぎんなん)」は、イチョウの実を指すため、英語では「Ginkgo nut (ギンコー・ナッツ)」または「Ginkgo seed (ギンコー・シード)」と言います。日本語では「実」と言いますが、nutやseedの方がより伝わりやすい使い方です。特に食用としての銀杏を指す場合は nutがよく使われます。

【例文1】
Be careful not to step on the crushed ginkgo nuts on the sidewalk. (歩道にある潰れた銀杏を踏まないように注意してください。)
【例文2】
Ginkgo nuts are a popular ingredient in Japanese cuisine. (銀杏は日本料理で人気のある食材です。)

「もみじ」を表す英語 Japanese maple

英語では、日本のもみじに特化して「Japanese maple (ジャパニーズ・メイプル)」と表現できます。単に「Maple (カエデ)」だけでも通じますが、Japaneseをつけることで、あの鮮やかな紅葉のニュアンスが伝わりやすくなります。

【例文1】
Kyoto is famous for its beautiful Japanese maple leaves in autumn. (京都は秋の美しいもみじの葉で有名です。)
【例文2】
We planted a small Japanese maple in our front yard last year. (私たちは昨年、庭に小さなもみじを植えました。)
スポンサードリンク

「イチョウ・銀杏・もみじ」を表す英語表現を使おう

今回は「イチョウ・銀杏・もみじ」を表す英語表現を3つ紹介しました。読み方や例文を参考に、英会話で日本の秋の風景をより豊かに表現してみてくださいね。

🍁【今日のフレーズ】バックナンバーはこちら
スポンサードリンク