「ビリーブ 未来への大逆転」で学ぶ英語|洋画で英語学習

映画で学ぶ英語シリーズ第9弾

※この記事にはネタバレを含みます

映画を観ながら英語を学ぼう!今回は「ビリーブ 未来への大逆転(原題:On the Basis of Sex)」に出てくる英語表現をご紹介します。実話を題材にした映画で、主人公のRBGのことはフェミニズムに興味のある人なら知っている人も多いはず。まだまだ男女平等を実現しきれていない日本でも彼女のような人が現れてほしいと感じる映画で、RBGを知らなかったという方にもぜひ一度観ていただきたい作品です。

ビリーブ 未来への大逆転とは?

舞台は1970年代のアメリカ合衆国。女性の権利がまだまだ確立されていない時代で、貧しいユダヤ人家庭に生まれたルース・ギンズバーグ(RBG)(フェリシティ・ジョーンズ)はハーバード法科大学院に入学し首席で卒業するも、女性だからという理由だけで弁護士になりたいという夢がくじかれてしまった。やむを得ず大学教授となるも、ある訴訟をきっかけに再び弁護士となることを決意し、裁判を通して男女平等を実現しようと奮闘する。夫のマーティン(アーミー・ハマー)に支えられながら、男性優位の社会にメスを入れていこうとするRGBの実話を基にした作品。

ビリーブ 未来への大逆転から学べる英語表現

You earned it.

ルース・キンズバーグの夫マーティンは就職のため家族を離れなければいけない…

Martin: I should have never taken the job.

マーティン:就職しなければ良かった。

Ruth: It’s a great firm, and New York is the center of the legal universe. You earned it.

ルース:大きな法律事務所よ。ニューヨークも法曹界の中心だし。努力の賜物ね

ビリーブ 未来への大逆転より
You (have) earned it.
努力の賜物だね、やったね、すごいね

work overtime

ルース・キンズバーグの授業で….

Ruth: There are laws that say women can’t work overtime.

ルース:女性は残業できないという法律があります。

ビリーブ 未来への大逆転より
work overtime
残業する、時間外労働をする

minority

ルース・キンズバーグが男女平等の切り札となる訴訟について弁護士メルに相談するシーン。

Mel: You’re not a minority. You’re 51% of the population! And it’s been tried. Muller, Goesaert. Uh… what’s the other one? The one with the woman with the baseball bat.

メル:女は少数派じゃない。人口の51%を占めるんだ。それに男女平等を訴える裁判は前にもあった。ミュラーに、ガッサートに、あと誰だっけ?あの野球バットの女性。

ビリーブ 未来への大逆転より
minority
少数派、マイノリティ

pro bono

ルース・キンズバーグが担当したい訴訟の原告に…

Ruth: I’m not here for the money. We’d represent your appeal pro bono if you’ll let us.

ルース:私が今日ここへ来たのはお金のためではありません。よろしければ、私たちがあなたの訴えを無償で代理人弁護します

ビリーブ 未来への大逆転より
pro bono
プロが専門知識や技能を生かして無償で行う社会貢献活動のこと

outdated

ルース・キンズバーグが法廷で判事たちに訴えるシーン。

Judge: You’re asking us to overturn nearly a century of precedent.

判事:約100年分の先例を覆えせと言っているのですか。

Ruth: I’m asking you to set a new precedent, as courts have done before when the law is outdated.

ルース:法律が時代遅れになる前に新しい先例を作ってほしいと言っているんです。

ビリーブ 未来への大逆転より
outdated
時代遅れの、廃れた

ビリーブ 未来への大逆転で英語を勉強しよう

法律用語もたくさんでてきますが、分かりやすく表現されており法律に詳しくない人にも理解しやすいストーリーとなっています。女性の権利に関する実話を基にしたストーリーで、アメリカだけでなく日本の女性の権利についても考えさせられる作品です。男女問わずぜひ一度は見てほしいと思います。

映画で学ぶ英語は今後も続々投稿予定。お見逃しなく。

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