英検®準2級の勉強法をプロ講師が解説!高校生が最短合格できる対策とコツ

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高校中級レベルとされる英検®準2級。「部活が忙しくて時間がない」「新形式の対策が不安」という高校生に向けて、プロ講師が最短合格のための勉強法をレクチャーします。効率よくスコアを伸ばしましょう!

この記事を書いた人のイメージ画像。純ジャパながら独学で英検®1級、TOEIC®925を取得。年間300人以上に指導している現役英会話講師。

この記事を書いた人

純ジャパながら独学で英検®1級TOEIC®925を取得。年間300人以上に指導している現役英会話講師です。字幕・吹替・広告翻訳家としての顔も持ち、現在は1児の母として子育てと両立しながらフランス語も話すマルチリンガルに。メディア会社での役職経験を活かした分かりやすい解説で、英語学習に役立つコンテンツをお届けしています。

英検®準2級の難易度と合格に必要なレベル

英検®準2級は「高校中級程度」のレベルとされており、中学卒業レベルの3級からぐっと難易度が上がります。合格には、英語を「使いこなす」基礎的な力が必要になってきます。

高校中級程度の語彙数と文法レベル

英検®準2級で必要な語彙数は約3,600語程度です。3級が約2,100語ですから、新たに1,500語ほど積み増す必要があります。

文法については、関係代名詞や現在完了、仮定法など、高校英語の基礎となる重要な項目が頻出します。

大学受験で優遇されるメリット

大学受験が始まるまでに、英検®に合格しておくと良いことがあります。多くの私立大学や一部の国公立大学において、英検®準2級以上に合格していると、入試得点換算されたり、出願資格や優遇材料として使うことができる場合があります。特に、高校1、2年生のうちに取得しておくと、受験勉強を有利に進められるだけでなく、推薦入試(総合型選抜)でのアピールポイントにもなります。英検®が大学受験で役立つかは、受験する大学の入試情報を確認してみましょう。

英検®CSEスコアと合格点

英検®は「リーディング・リスニング・ライティング・スピーキング」の4技能が均等に評価される英検®CSEスコアを採用しています。特定の技能が極端に低いと不合格になる可能性があるため、バランスよく対策することが重要です。

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【技能別】最短合格するための英検®準2級の勉強法

効率を重視する高校生のために、具体的な対策方法を解説します。

【単語】パス単を1ヶ月でマスター

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英検®対策の定番といえば、旺文社の『でる順パス単』です。 英検準2級 でる順パス単は、英検®対策に定番の1冊です。この単語帳さえやっておけば安心というくらい英検®準2級に出てくる単語帳を網羅しています。単語だけでなく熟語や会話表現も収録しているので、かなり助かります。

また、旺文社の音声アプリ「英語の友」をダウンロードすれば無料で音声を聞くことができます。正しい発音をチェックしながら単語を覚えることができるため質の高い対策ができる点はかなり魅力的です。

人間は一度に時間をかけて覚えるよりも、短い時間で何度も目に触れる方が記憶に定着すると科学的に証明されています。単語1つに時間をかけすぎず、1日に100〜200語を見ることを意識しましょう。週末にまとめてやるより、通学時間や休み時間など、平日のスキマ時間に毎日触れるのがコツです。

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【リーディング】過去問で実践練習

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英検®の長文読解の傾向を把握するために、過去問で実践練習をしましょう。英検®の長文読解では、選択肢を選ぶための文が必ず文中になります。常にその部分を見つけることを心がけましょう。多くの場合、1問目は1段落目に、2問目は2段落目に選択肢を決める根拠となる文があります。そのため、1段落目を読んだら1問目を解く、というようにすれば記憶が新しいうちに設問に取り掛かることができタイムロスを防げます。

長文読解は、たくさん問題を解くことも大切ですが、しっかり復習に取り組むことの方が大切です。解いて終わりではなく、じっくりと文章を見て理解しましょう。ここでは、英検®1級講師の私がリーディングを解くステップを紹介します。

1.普通に解く

まずは、普通に問題を解きます。この時、時間を計ることが大切です。今の自分の解くスピード=早く解く力を把握することができるだけでなく、「今日は時間がかかっている」といった時間の感覚が身に就くようになれば、「この問題には時間がかかっているから飛ばして次に行こう」といった試験当日の時間配分にも役立ちます。

2.答え合わせ

問題を解き終わったら答え合わせをしましょう。解答解説もしっかり読みましょう。

3.長文の意味を理解する

ここからが学習において最も大切なところです。まずは、本文を読み直し、ざっくり日本語にしながら理解していきましょう。わざわざノートに日本語訳を書く必要はありません。また、きれいな日本語にする必要もありません。例えばI have a pen.という文であれば、「私は持っている、ペンを」といった具合に、書かれていることをストレスなく理解できればOKです。この時、日本語にできないものや、どうしても理解できないところは自分の知らない単語や文法があるというサインになります。

知らない単語があれば必ず調べ、必要な単語であれば覚えましょう。何が必要な単語か分からないという人は、単語帳の索引を使ってその単語が単語帳に収録されているか確認し、載っていれば覚えるようにしていくと良いです。このとき注意してほしいのは、派生語でも掲載があれば覚えるようにしてほしいということです。例えば、memorizeという動詞を索引で調べ、全く同じ形で掲載がなくても名詞のmemoryの掲載があればmemorizeも覚えるようにしましょう。反対に、覚えなくても良い単語は固有名詞や注釈がついている単語など、その問題でしか登場しないであろう単語です。

また、文法について引っかかるところがあれば参考書やインターネットを活用して確認しましょう。

4.選択肢を選ぶ根拠を探す

本文の内容がある程度理解できたら、次は読解問題において大切な選択肢を選ぶ根拠を本文中から探すことをしていきます。英検の長文読解では、その選択肢が正解である根拠が本文中に必ずあります。それを探す癖をつけていきましょう。また、1問目の根拠は1段落目に、2問目の根拠は2段落目にあるという具合に問題が作られていることが多いです。そのため、1段落目を読んだら1問目を解くと頭に内容が残ったまま問題を解くことができるので、文章を遡る手間を省くことができます。

ここまでの復習が終わったら、最後は通しで音読し、内容を理解できているか再確認しておきましょう。一週間後にもう一度解き、おさらいしておくことも単語や文法事項の定着につながります。

【リスニング】ディクテーションで苦手克服

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英検®のリスニングに慣れるために、過去問を使って実際の音声を何度も聞きましょう。「聞き取れない」を解消するには、聞こえた音を書き出す「ディクテーション」が最適です。 旺文社のアプリ「英語の友」を活用して、過去問の音声を繰り返し聞き込みましょう。速すぎて聞き取れない場合は、アプリのスロー再生機能を使って、一語一句を確認することから始めてみてください。

出典:旺文社

リスニングも、たくさん問題を解くことも大切ですが、しっかり復習に取り組むことが最も重要です。解いて終わりではなく、じっくりと音声を聞いて理解しましょう。まずは、リスニングを解くステップを見てみましょう。

1.普通に解く

まずは、普通に問題を解きます。本番と近い環境で練習することが大切です。従来型の試験を受ける人は、スピーカーで音声を流しましょう。S-CBTで受験する人は、ヘッドホンで音声を聞きましょう。

2.答え合わせ

問題を解き終わったら答え合わせをし、解答解説もしっかり読みましょう。

3.ディクテーションに挑戦

リスニング力を飛躍的に向上させる方法として、ディクテーションをおすすめします。ディクテーションとは、聞こえた音を書き出すという勉強方法です。聞こえないところは、「聞き取れない」「単語を知らない」「意味を理解できない」といった自分の弱点です。スクリプトで答えを確認したり、何度も音声を聞いたりして、聞こえなかった部分を聞き取れるようにしましょう。

ここまでの復習が終わったら、最後は通しで音読し、内容を理解できているか再確認しておきましょう。最後の仕上げとして、1.5倍速で音声を聞きます。早いスピードに慣れていると、普段のスピードをゆっくりに感じられるようになるかもしれません。全ての復習が終わったら、一週間後にもう一度解いて復習した内容を定着させましょう。

【ライティング】型を身につけよう

2024年度から、従来の意見論述に加えて、「Eメール問題」が追加されました。しかし、心配する必要はありません。ライティングは答えのパターン(型)が決まっているので、何度も書いてコツをつかみましょう。

Eメールでは、相手の質問に答えるフレーズや、結びの言葉を覚えましょう。意見論述では、「結論→理由2つ→結論」という流れを型として使います。

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【スピーキング】声に出して繰り返し練習

二次試験(面接)は、苦手意識を感じる人が多い分野ですが、繰り返し練習して面接の形式に慣れましょう。自分の声を録音して聞き直すと、客観的な弱点が見えてくるのでおすすめです。また、入退室の態度やハキハキとした受け答えを評価する「アティチュード(態度)」は、3点あり、満点が狙える得点源なので意識しましょう。

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高校生活と両立!合格までの1か月スケジュール

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単語学習は最初の語彙問題だけでなく、長文読解やリスニングなど他の分野の問題でも重要になってきます。なぜなら単語が分からないと読めないし、聞き取れないしといったことが起きてしまうからです。単語学習は全ての分野における基礎になります。学校や仕事で忙しくても「単語だけは毎日やる」と決め地道に覚えていくようにしましょう。

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そして、高校生が1ヶ月で準2級に合格するためには、過去問を5回分程やっておくことをおすすめします。最初の3回は、傾向をつかむために実施し、残りの2回は仕上げのために解くイメージです。

しかし、過去問を解くだけでは意味がありません。復習をしっかりとして「もう分からないところはない」というくらい理解度を高めましょう。スケジュールに余裕がある人は、一度解いて復習した過去問に再度挑戦し、満点を取れるか力試しをしてみましょう。

単語帳と過去問を徹底して行えば、英検®準2級合格に間違いなく近づきます。この2冊をそろえて、学習を始めましょう。

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【まとめ】英検®準2級の正しい勉強法で一発合格を目指そう

英検®準2級は、正しい戦略を持って取り組めば、忙しい高校生でも短期間で合格できる試験です。

まずは『パス単』で基礎語彙を固め、過去問で本番の感覚を養いましょう。一つひとつの技能をバランスよく鍛えることが、一発合格への最短ルートです。今回紹介した勉強法を実践して、ぜひ自信を持って試験に臨んでくださいね!

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