英検®3級から準2級に連続合格！中学2年生Nさんの学習法とは？

Nさんの英検® 3級・準2級合格体験談

2024年度第2回英検®で見事3級に合格し、その後すぐに準2級にも合格した中学2年生のNさん。彼女がどのようにしてこの成果を達成したのか、レッスン内容や宿題、自宅学習のポイントを詳しくご紹介します！

合格のためにした学習法とは？

Nさんは、英検®の合格を目指して、レッスンでの対策に加え、レッスンで指導したことを自宅学習でも実践していました。レッスンでは特に英作文や面接対策の練習に力を入れ、自宅学習では語彙力を強化やリスニング対策を中心に行いました。

分野別対策を大公開！

【単語学習】
単語学習は単語帳を使って学習をしました。基本的には自宅学習で進めてもらいましたが、レッスン始めに重要な単語のミニテストを行うこともありました。単語学習のコツについてはこちらの記事を参考にしてみてくださいね。

【リーディング】
問題を解くことは基本的に自宅でお願いしました。しかし、正答率に伸び悩みレッスンで「精読」を実施することにしました。精読とは、文の構造や文法を細かくチェックし文構造から長文の理解を深めることです。彼女の場合は、特に「受動態」や「過去分詞」など複雑な文法の理解を深める練習になりました。それに加え、英検®対策では根拠を持って選択肢を選ぶことが重要になってきます。選択肢の選び方についてもレクチャーしましたよ。その結果、準2級のリーディングの長文読解では満点を獲得することができました！

【リスニング】
英検®のリスニングでは、自宅でディクテーションをすることで、問題文を正確に理解できるように訓練してもらいました。ディクテーションは自宅で進められるので効率よく英検®対策をしたい人にピッタリの学習方法です。詳しくはこちらの記事を参考にしてみてくださいね。

【ライティング】
英作文の対策では、文章の組み立て方や理由づけを徹底的に練習しました。また、表現を豊かにするための言い換え方法もレクチャーしました。最初は難しさを感じていたようですが、繰り返し練習するうちにスムーズに書けるようになりました。

【スピーキング（面接対策）】
面接対策では何度も模擬面接で実践的な練習を行いました。面接の流れに慣れ、回答を考えることに100%の力を出せるようになりました。また、模擬面接の後には細かくフィードバックし、どのように回答を良くできるかアドバイスしていきましたよ。それに加え、態度点を考慮したアドバイスもしました。

宿題

英作文には自宅で取り組んでもらい、レッスン内で添削を行いました。レッスンの時間は限られているので、効率良く進められるよう時間の進め方にも気を配っています。

自宅学習でお願いしたこと

【毎日の単語学習】
まずは単語学習単語帳を使って新しい単語を覚えることを徹底してもらいました。学生生活が忙しい時でも、単語学習は優先的に行うようアドバイスしました。また、英作文でも単語帳に載っている単語を使って文を作るなど、より身に着けやすい工夫をしました。

【復習】
長文読解や面接対策のレッスンの後に今日新しく学んだことは復習しておくようお願いしました。復習にもきちんと取り組んでくれていたおかげで、新しい知識もたくさん吸収することができました。

Ｎさんへインタビュー！レッスンの感想は？

Nさんが実際にしていた努力やその成果を教えてくれました。

Q: 英検®リーディング対策で印象に残っていることは？

A: 最初は難しいと感じたけれど、レッスンで教えてもらった精読を実践したら理解できるようになりました。特に、文中の表現と選択肢の言い換えに注意しながら読む練習をしたことが役に立ちました。テスト本番では焦らず、落ち着いて読むことを意識できたと思います。その結果、長文問題で全問正解できたことがさらに自信になりました！

Q: リスニング対策で取り入れた工夫は？

A: ディクテーションを取り入れたことで、リスニング力が安定しました！特に、先生に教えてもらった『選択肢を先に読む』方法を試したら、リスニング問題の正答率が上がりました。試験前の2週間は単語力強化にも力を入れたこともあり、音声と一緒に単語の意味をイメージで覚える工夫もしました。そのおかげで、英語を聞いたまま理解できるようになりました。

Q: ライティングの成長について教えてください！

最初は英語で自分の意見をうまく表現できず苦労しました。でも、先生と一緒に練習を重ねるうちに、少しずつ形にできるようになりました。特に、ありきたりでもいいから理由をつける練習がすごく役立ちました。だんだん理由を考えるのが得意になり、先生にほめてもらえてうれしかったです。また、ライティングで序論と結論に違う単語を使うコツも教えてもらい、表現の幅が広がったと感じています。いろいろなパターンの表現を教えてもらったことで、同じ意味でも違う言い回しができるようになり、ライティングが書きやすくなりました。

Q: 一次試験直前の取り組みで意識したことは？

過去問に取り組むときは、適度な緊張感を持つように心がけました。時間配分にも注意しながら、精読や単語の復習をバランスよく続けました。最後の2週間では、長文問題の表現（受動態など）にも注意して読むように意識し、本番では落ち着いて解くことができました。

正直、一次試験は落ちたと思っていたけど、長文読解では満点を取れていたし、ライティングの点数でも得点のカバーができたおかげで合格でき、努力したら必ず結果はついてくると改めて思いました。二次試験までは少ない日数で対策したけれど、大きく外れすぎたことを言わなければ、少しくらい間違えても大丈夫と背中を押していただいたので、深く考えすぎずリラックスして受験できました。