英検®1級合格後、何を勉強する?英語力を維持する学習法3選

英検®1級に合格されたみなさん、おめでとうございます!努力が実を結び、大きな目標を達成した達成感にあふれていることでしょう。こしかし、明確なゴールを失い、「次に何をすればいいんだろう?」と戸惑っている方もいるかもしれません。
この記事では、英検®1級に合格した人が英語力をさらに高め、維持していくためのおすすめの学習法を3つご紹介します。すべて自宅で取り組めるものばかりなので、仕事や家事で忙しい方も無理なく始められます。私の実体験も交えながら解説しますので、ぜひ次のステップを見つけるヒントにしてください。

■この記事を書いた人
純ジャパながら独学で英検®1級、TOEIC®925を取得。年間300人以上に指導している現役英会話講師です。字幕・吹替・広告翻訳家としての顔も持ち、現在は1児の母として子育てと両立しながらフランス語も話すマルチリンガルに。メディア会社での役職経験を活かした分かりやすい解説で、英語学習に役立つコンテンツをお届けしています。
英検®1級合格後におすすめの勉強法3選
英検®1級合格後、燃え尽き症候群になっていませんか?新たな目標がない人は合格後にやる気がおきず勉強の習慣もなくなってしまいがちです。そのため、目標を設定することが大切です。ここでは私の経験から英語学習のモチベーションを継続するのに効果的だった方法を3つご紹介します。いずれも在宅で取り組める学習法ですので、ぜひ参考にしてみてください。
もう一度英検®1級を受ける
英検®1級に合格したとはいえ、「ギリギリだった」「模試よりも低い点数だった」という方もいるでしょう。そんな方には、英検®1級をもう一度受験し、スコアアップを目指すことがおすすめです。「前回の合格スコアを超える」「各セクションで満点を狙う」など自分なりに目標を定めてみましょう。
すでに持っている単語帳や問題集をそのまま活用できるため、経済的な負担が少ないのもメリットです。英検®の公式サイトで公開されている過去問を徹底的に復習し、前回の受験時の反省点を克服することで、さらに効率的な学習が可能です。
副業で英語講師に挑戦する
「教えることは最大の学び」という言葉の通り、英語を教える立場になることで、自身の英語への理解がさらに深まります。オンライン英会話サービスの中には、日本人講師を募集しているところも多く、副業として挑戦しやすい環境が整っています。
自分が学んだ知識や経験を誰かの役に立てることは、大きなやりがいにつながります。業務委託契約であれば、本業や家事の合間など、好きな時間に働けるため、スキマ時間を有効活用したい方にも最適な選択肢です。
The Japan Newsの翻訳コンテストに挑戦する
高いレベルでのアウトプット力を試したい方には、読売新聞社の英字新聞『The Japan News』が毎週金曜日に開催している翻訳コンテスト「Testing Translation」がおすすめです。実際のニュースを翻訳するため、英語力だけでなく、リサーチ力や読み手に配慮した表現力も身につきます。数週間後に講評が発表されるため、自分の訳とプロの訳を比較してみましょう。英検®1級に合格した方なら、数時間で取り組めるので、継続しやすいです。※掲載日などは執筆時点の情報に基づきます。
継続的な英語学習で、英検®1級合格後は次のステップへ
英検®1級合格後のモチベーションを維持するには、明確な目標を設定し、自分に合った学習法を見つけることが重要です。今回ご紹介した3つの方法はいずれも自宅で低コストで始められるため、英語学習の習慣を無理なく継続できます。この記事が、あなたの次の英語学習の目標を見つける一助となれば幸いです。