【中1英語文法】be動詞とは？使い方や疑問文をプロ講師が解説！
中学校で習うbe動詞について学びましょう！
be動詞とは？
be動詞(ビーどうし)とは、「～は…です。」という意味の動詞のことです。be動詞には種類があり、主語や時制によって使い分けが必要です。
be動詞の現在形
まずは、今回メインで学ぶbe動詞の現在形について確認しましょう。be動詞の現在形は「am(アム)」「are(アー)」「is(イズ)」の3つです。これらは、主語によって使い分けます。
| 主語 | be動詞 |
|---|---|
| I (私) | am |
| You(あなた) We(私たち) They(彼ら) 複数形の名詞 | are |
| He(彼) She(彼女) It(それ) 単数形の名詞 | is |
be動詞の過去形
「～は…でした」のように過去のことを表す動詞の形を「動詞の過去形」と言います。be動詞の過去形は「was(ワズ)」「were(ワー)」の2つです。これらは、主語によって使い分けます。
| 主語 | be動詞 |
|---|---|
| I (私) He(彼) She(彼女) It(それ) 単数形の名詞 | was |
| You(あなた) We(私たち) They(彼ら) 複数形の名詞 | were |
詳しくは、こちらの記事で紹介しています。
be動詞の過去分詞形
be動詞の過去分詞形は「been(ビーン)」のみです。現在完了の文で使われます。
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be動詞の原形
be動詞の原形は「be(ビー)」です。命令文や助動詞の後ろでは主語や時制を問わず「be」を使います。
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be動詞の使い方
be動詞は主語によって形が変わります。また、be動詞は省略した形にすることが可能です。今回は、be動詞の現在形で使い方を練習しましょう。
be動詞の使い方
be動詞は主語によって形が変わります。どのような主語の時にどのbe動詞を使うか確認しましょう。
| ☞POINT 主語によって使うbe動詞は異なる。 |
| 主語 | be動詞 |
|---|---|
| I (私) | am |
| You(あなた) We(私たち) They(彼ら) 複数形の名詞 | are |
| He(彼) She(彼女) It(それ) 単数形の名詞 | is |
| 【例文1】 I am a student. 私は学生です。 ☞POINT：主語が「I(私)」の時、be動詞は「am」を使います。 |
| 【例文2】 He is my friend. 彼は私の友だちです。 ☞POINT：主語が「he(彼)」の時、be動詞は「is」を使います。 |
| 【例文3】 My bag is red. 私のかばんは赤色です。 ☞POINT：主語が単数の時、be動詞は「is」を使います。 |
| 【例文4】 You are smart. あなたは賢いです。 ☞POINT：主語が「You(あなた)」の時、be動詞は「are」を使います。 |
| 【例文5】 Dogs are cute. 犬はかわいいです。 ☞POINT：主語が複数形の時、be動詞は「are」を使います。 |
| 【例文6】 Ken and Emi are friends. ケンとエミは友だちです。 ☞POINT：主語が複数形の時、be動詞は「are」を使います。例文の「ケンとエミ」のように合計で2名以上になっている場合は複数形扱いになります。 |
主語+be動詞の省略
主語とbe動詞を合わせて省略することが可能です。
| 主語 + be動詞 | 省略形 |
|---|---|
| I am | I’m (アイム) |
| We are | We’re (ウィアー) |
| You are | You’re (ユアー) |
| He is | He’s (ヒズ) |
| She is | She’s (シズ) |
| It is | It’s (イッツ) |
| They are | They’re (ゼア) |
※読みやすくするために発音をカタカナで表していますが、実際の発音は少し異なる場合があります
be動詞の意味
be動詞の意味は、be動詞の後に続く言葉によって変わります。
be動詞の意味① 「～は…です」
be動詞の基本的な意味は「～は…です」で、主語が何であるのか、もしくはどのような状態なのかを説明する役割があります。
| ☞POINT 主語 + be動詞 + 補語 「(主語)は～です」「(主語)は～である」 |
| 【例文1】 I am Emi. 私はエミです。 ☞POINT：「私」は「エミ」であると説明しています。 |
| 【例文2】 I am happy. 私は嬉しいです。 ☞POINT：「私」が「嬉しい」状態であると説明しています。 |
be動詞の意味② 「～は…にいます」
さらに、be動詞には「～は…にいます」「～は…にあります」という意味もあります。
| ☞POINT 主語 + be動詞 + 場所 「(主語)は～にいる」「(主語)は～にある」 |
| 【例文1】 I am in Osaka. 私は大阪にいます。 ☞POINT：「私」は「in Osaka(大阪の中)」にいると説明しています。 |
| 【例文2】 The ball is under the tree. ボールは木の下にあります。 ☞POINT：「ボール」は「under the tree(木の下)」にあると説明しています。 |
| 【例文3】 They are at the station. 彼らは駅にいます。 ☞POINT：「彼ら」は「at the station(駅のところ)」にいると説明しています。 |
be動詞の否定文
次に、be動詞の否定文について学びましょう。
be動詞の否定文
否定文とは、「～は…ではない」のように何かを否定することを表す文のことです。be動詞を使った文では、be動詞の後ろにnotを入れることで否定文になります。
| ☞POINT 主語 + be動詞 +not+ 補語 「(主語)は～ではありません」 主語 + be動詞 + not + 場所 「(主語)は～にいません」「(主語)は～にはないです」 |
| 【例文1】 I am not a student. 私は学生ではない。 |
| 【例文2】 He is not a teacher. 彼は先生ではありません。 |
| 【例文3】 They are not at the station. 彼らは駅にいません。 |
be動詞+notの省略
「be動詞+not」は省略することが可能です。
| be動詞 + not | 省略形 |
|---|---|
| I am not | I’m not (アイム ノット) |
| are not | aren’t (アーント) |
| is not | isn’t (イズント) |
※読みやすくするために発音をカタカナで表していますが、実際の発音は少し異なる場合があります
am notは発音しにくいなどの理由から「amn’t」とはならず「I’m not」のように「I」と「am」を合わせて省略します。
be動詞の疑問文
「～は…ですか？」という疑問文(質問の文)を作る時は、be動詞を文頭に置き、文の最後には「?」を付けます。
| ☞POINT be動詞 + 主語 + 補語? 「(主語)は～ですか？」 – Yes, ~.「はい、そうです。」 – No, ~.「いいえ、違います。」 be動詞 + 主語 + 場所? 「(主語)は～にいますか？」「(主語)は～にありますか？」 – Yes, ~.「はい、います/あります。」 – No, ~.「いいえ、いません、ありません。」 |
| 【例文1】 Are you hungry? あなたはお腹が空いていますか？ - Yes, I am. はい、お腹が空いています。 - No, I am not. いいえ、お腹は空いていません。 |
| 【例文2】 Is this your book? これはあなたの本ですか？ - Yes, it is. はい、そうです。 - No, it is not. いいえ、違います。 |
| 【例文3】 Is she in the kitchen? 彼女は台所にいますか？ - Yes, she is. はい、います。 - No, she is not. いいえ、いません。 |
練習問題
最後に練習問題を解いて、知識を定着させましょう。
練習問題
次の日本語文をbe動詞を使った英文にしましょう。
- 私はケンです。
- あなたは面白いです。(*面白い=funny)
- 彼は面白いです。
- 私は東京にいません。
- 彼は学生ではありません。
- あなたは学生ですか。
答え合わせ
答え合わせをしましょう。
- I am Ken.
- You are funny.
- He is funny.
- I am not in Tokyo. (I’m not in Tokyo.)
- He is not a student. (He isn’t a student.)
- Are you a student?
