英語「won’t」の意味と発音を解説!「You won’t」の使い方も【今日のフレーズ#58】

英語の「won’t」 という単語、自信をもって使えていますか?今回は、「won’t」の意味や使い方、発音のコツや「want」との違いを英検®1級講師が解説します。

この記事を書いた人

純ジャパながら独学で英検®1級TOEIC®925を取得。年間300人以上に指導している現役英会話講師です。字幕・吹替・広告翻訳家としての顔も持ち、現在は1児の母として子育てと両立しながらフランス語も話すマルチリンガルに。メディア会社での役職経験を活かした分かりやすい解説で、英語学習に役立つコンテンツをお届けしています。

英語「won’t」の意味と使い方

「won’t」 は、未来を表す助動詞「will」 と否定の「not」 が合わさった短縮形です。「〜しないだろう」という未来の否定的な予測や「〜するつもりはない」 という強い意思を表す際に使われます。日常会話で非常によく使われるため、覚えておくと表現の幅がぐっと広がります。

【例文1】
I’m sure they won’t come to the party. (きっと彼らはパーティーに来ないだろう。)
【例文2】
My car won’t start. I think the battery is dead. (私の車が動かない。バッテリーが上がったんだと思う。)

「You won’t」の意味

「You won’t」 は、相手の未来の行動を否定する際に使われます。「あなたは〜しないだろう」 という予測や、相手に「〜しないでほしい」と伝えるニュアンスで使われることもあります。

【例文1】
You won’t regret this decision. It’s the right thing to do. (この決断を後悔することはないよ。正しいことだから。)
【例文2】
You won’t tell anyone my secret, right? (あなたは私の秘密を誰にも言わないよね?)
【例文3】
I’m telling you, you won’t be going to that party tonight. (言ったはずよ、今夜そのパーティーには行かせないから。)

「I won’t」の意味

「I won’t」 は、「私は〜しない」「〜するつもりはない」 という、自分自身の未来の行動を否定する時に使います。

【例文1】
I won’t tell anyone your secret. You can trust me. (誰にもあなたの秘密を言わないよ。信じて。)
【例文2】
I won’t give up until I achieve my goal. (目標を達成するまで、私は諦めない。)
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「won’t」の発音

「won’t」 の発音記号は /woʊnt/ です。日本語のカタカナで表すと「ウォウント」 に近い音になります。

最初の「w」の音は唇を丸めて「ウ」の形から始め、最後の「t」は舌を上あごにつけて「トゥ」と音を出さずに息だけ出すと、よりネイティブに近い発音になります。

「want」の発音との違い

英語学習者が間違いやすいのが「won’t」「want」 の発音の違いです。

  • won’t (ウォウント)/woʊnt/ – 唇を丸めて「ウォ」から始めるのがポイント。
  • want (ワント)/wɑːnt/ – 「ワ」の音は口を大きく開けて発音します。

この2つの単語は、発音記号も発音の仕方も全く異なります。正しく聞き取ってもらうためにも、しっかりと区別して発音しましょう。

サマー先生と英会話!より
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英語「won’t」の意味を理解しよう

今回は、「won’t」 の意味と使い方、そしてwantとの発音の違いについて解説しました。意味や発音を理解すると、自信を持って使えると思います。ぜひ実際の会話で使ってみてください。

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