英語「diligent」の意味は?使い方が分かる例文や読み方を解説【今日のフレーズ#153】

diligentな人が勉強している写真。英語「diligent」の意味は?使い方が分かる例文や読み方を解説【今日のフレーズ#153】

「diligent」という英単語を聞いたことがありますか?日本語では「勤勉な」「まじめな」と訳されますが、実はニュアンスには「コツコツ努力を惜しまない人」というポジティブな印象があります。今回は、この diligent の意味や使い方、発音、関連表現を英検®1級をもつ英会話講師が分かりやすく解説します。

この記事を書いた人

純ジャパながら独学で英検®1級TOEIC®925を取得。年間300人以上に指導している現役英会話講師です。字幕・吹替・広告翻訳家としての顔も持ち、現在は1児の母として子育てと両立しながらフランス語も話すマルチリンガルに。メディア会社での役職経験を活かした分かりやすい解説で、英語学習に役立つコンテンツをお届けしています。

「diligent」の意味は?

「diligent」は形容詞で、「勤勉な」「こつこつ努力する」「まじめな」という意味があります。単に仕事が早かったり結果を出すというよりも、物事に一生懸命に取り組む姿勢を表すのがポイントです。ラテン語diligere(愛する、大切にする)に由来し、「一生懸命に働くこと」「細部まで注意を払うこと」というポジティブなニュアンスを込めて、人や行動を評価するときに使われます。

「diligent」の使い方

「diligent」は主に、人の性格や働きぶりを褒めるときに使います。ややフォーマルな単語で、教育現場やビジネスシーンでも聞くことがあります。

【例文1】
She is a diligent student who studies every day. (彼女は毎日勉強する勤勉な生徒です。)
【例文2】
You need to be diligent if you want to succeed. (成功したいなら、努力を惜しまないことが大切です。)

「diligently」で副詞として使うことができます。

【例文3】
He worked diligently to finish the project on time. (彼は期限内にプロジェクトを終わらせるため、一生懸命働いた。)

「diligent」の比較級と最上級

diligentの形容詞の比較級・最上級は、次のようになります。

  • 比較級: more diligent
  • 最上級: the most diligent
【例文1】
She is more diligent than her classmates. (彼女はクラスメートよりももっと勤勉です。)
【例文2】
He is one of the most diligent workers in the company. (彼は会社で最も勤勉な社員の一人です。)
スポンサードリンク

「diligent」の読み方は?

「diligent」の発音記号は /ˈdɪl.ɪ.dʒənt/で、カタカナで読むとディリジェントとなります。最初の「di」にアクセントがあることがポイントです。

English with Collins Dictionaryより
スポンサードリンク

「diligent」の関連表現

「勤勉な」「まじめな」という意味を持つ英単語は、実はほかにもいくつかあります。ここでは3つの表現を取り上げ、それぞれのニュアンスの違いを解説します。

hardworking:「よく働く」「努力家な」

「hardworking」は、「diligent」と非常に近い意味を持つ単語です。違いは、hardworkingは努力の量や働きぶりに焦点を当てている点です。diligentはコツコツと丁寧に努力する人を指す一方で、hardworkingは体力的・時間的にたくさん努力する人のことを表します。

【例文】
She is a hardworking employee who never gives up. (彼女は決して諦めない努力家の社員です。)

earnest:「真剣な」「熱心な」

「earnest」は、態度や気持ちの真剣さを表す英単語です。diligent が努力の継続を表すのに対し、earnest はまじめに取り組む心の姿勢を強調します。

【例文】
He made an earnest effort to improve his English. (彼は英語力を伸ばすために真剣に努力した。)

industrious:「勤勉な」「よく働く」

「industrious」は勤勉さを表す英単語で、努力を惜しまず常に何かに取り組んでいるイメージです。diligentは入念さといった努力の質に焦点をあてていますが、industriousは努力の量が多いことを表す英語表現です。

【例文】
Bees are famously industrious insects. (ハチはよく働く昆虫として有名だ。)
スポンサードリンク

「diligent」の使い方をマスターしよう

今回は「diligent」の意味と使い方や読み方、関連表現を解説しました。この単語は、ビジネスでも日常でも「まじめに取り組む姿勢」を表すのにぴったりな英語です。ぜひ今日紹介した例文を参考に、実際の会話や英作文で使ってみてくださいね。

毎日コツコツと学習を続け、ぜひ英語習得を一緒に頑張りましょう!

👩‍🎓【今日のフレーズ】バックナンバーはこちら

スポンサードリンク