TOEIC®対策にも!ディクテーションのやり方3Step|自宅で英語学習
TOEIC®をスコアアップさせたいけど、どうしたらいいのか分からないという人も多いはず。そこで、今回はリスニング学習におすすめのディクテーションのやり方をご紹介します。英語学習初心者にもできる勉強法です。リスニングはリーディングに比べてスコアが伸びやすい傾向にあるため、すぐにスコアアップを実現したいという人は、まずリスニングに力を入れていくことをおすすめします。
またディクテーションは、シャドーイングという学習法に挑戦したけど難しくて続かなかったという人にもおすすめです。私もシャドーイングは時間がかかるうえに大変だったので、ほとんどディクテーションに頼り、その結果900を突破することができました。当時の勉強方法をまとめたのでぜひ参考にしてくださいね。
ディクテーションとは?
英語学習におけるディクテーションとは「聞こえた音を書き出す」という勉強法です。音源と書き出すもの(ペンとノート、もしくはPC)があればすぐに始めることが可能です。
聞こえた音声をすぐに発声し遅れないようについていくシャドーイングとは違い、音声を止めたり何回も聞いたりすることができるため、初心者にも適しています。また、シャドーイングに挑戦してみたけどハードルが高かったという人にも、まずディクテーションをすることをおすすめします。ディクテーションの後にシャドーイングをするとより効果的です。
ディクテーションに適した教材
ディクテーションに使用する教材はTOEIC®公式問題集です。定期的に最新版が出版されていますが、今のテスト形式と同じ構成であれば、少し古いバージョンの問題集を使っても問題ありません。
特にTOEIC®のPart1とPart2は短い文がたくさん流れるので、初心者にも負担が少ないうえ、量をたくさんこなすせるので学習教材としてぴったりです。他の出版社からも対策本はたくさんでていますが、本番の音声や傾向に最も近いのはやはり公式問題集ですので、まずはそちらに取り組む方が良いでしょう。まずは1冊用意しましょう。
ディクテーションのやり方
ディクテーションは復習の時に行います。まずは普通にテスト本番と同じように問題を解いてみましょう。その後丸つけが終わってから、いよいよディクテーションを始めます。ステップは次の通りです。
Step1 音声を聞いて書き取る
まずは音声を聞きます。そして聞き取れた単語や文をノートなどに書いていきましょう。スペルが分からなければカタカナでも大丈夫。とにかく「聞こえたことを書く」ということに注力しましょう。
また、音声は何回聞いてもOKです。聞こえるまで繰り返し聞きましょう。どうしても分からなければ、次のステップへ進みます。
Step2 答え合わせ
公式問題集の別冊の解答解説には、必ず音声の原稿が収録されています。そこにある原稿と自分が書き出した英語と見比べて正しく聞き取れているか答え合わせしましょう。聞き取れなかったところや間違えたところは要チェックです。答え合わせするときは自分の書いた英語は消さずに、赤で正しい答えを書くようにしましょう。自分の間違えたところ、分からなかったところが明確になるため、単語を調べたりなどを効率よく行うことができます。
また、知らない単語はチェックしましょう。知らない単語は聞き取ることができません。発音も調べて正しい発音で覚えることが大切です。ただし、マイナーな地名や固有名詞などは覚えなくても大丈夫です。TOEIC®の単語帳に載っているものを優先的に覚えるなどして効率よく学習すると良いです。
そして、最後に文の意味を理解します。意味が分からなければ聞き取れても自信をもって解答を選べないからです。文全体の意味が分からない人は文法知識が身についていない場合がほとんどなので、参考書やネットで確認しましょう。英会話レッスンなどを受講して先生に聞くのも良いですね。
Step3 もう一度音声を聞く
答え合わせが終わったら、もう一度音声を聞きます。そうすると、今度は聞き取れるようになっているはずです。2~3回は繰り返し聞くようにして、その文を難なく聞き取れるようにしておきましょう。
自分のスコアに適した学習量を
TOEIC®の受験者にはさまざまなレベルの人がいるので、例えばスコア200の人がディクテーションをPart1~4までこなすのは大変だと思います。そのため、私の経験からスコア(L&R)0~600点台の人はまずPart1~2を取り組めば十分だと思います。700~800点台の人が900点台を目指すのならPart1~4全てに取り組むと良いです。
自分のレベルに適した学習をすることは、モチベーションの維持にもつながります。ぜひ参考にしてみてください。
初心者にもできるディクテーション
以上が、ディクテーションのやり方になります。私の場合はTOEIC®のリスニングはディクテーションをメインに取り組み、その結果900を突破することができました。リスニングのスコアは470でした。
この記事があなたの英語力アップにつながれば幸いです。
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