「電車に乗る」は英語で?英検®1級の英会話講師が解説【今日のフレーズ#35】

「電車に乗る」という英語にはいくつかの表現があり、それぞれが異なるニュアンスや状況で使われます。今回は、英検1級を持つプロの視点から、3つの異なる「電車に乗る」の英語フレーズを詳しく解説します。

この記事を書いた人
・独学で英検®1級合格、TOEIC®925
・英会話講師として年間300人以上に指導
・翻訳家としても活動
・メディア会社で役職経験
・1児の母
・日本生まれ日本育ちの純ジャパ
get on a train
get on a trainは、乗り物や手段に乗るという行動を指す表現です。get onは、電車やバス、飛行機、船など、様々な乗り物に対して使えます。特に、プラットフォームから電車に乗り込む瞬間を表すニュアンスです。
【例文1】 Let’s get on the train. 電車に乗ろう。 |
【例文2】 We need to get on a train to get to Tokyo. 東京に行くには電車に乗る必要がある。 |
take a train
take a trainは、「電車を利用して移動する」という、手段や交通機関としての側面を強調する表現です。乗車するという動作よりも、電車を使うというニュアンスです。「電車で行く」と言いたいときに、よく使われるフレーズです。
【例文1】 How long does it take to get to Kyoto by train? 電車で京都まで行くのにどれくらいかかりますか? |
【例文2】 It’s too far to walk from here, so we should take a train. ここから歩くには遠すぎるから、電車に乗った方がいいよ。 |
catch a train
catch a trainは、「電車に間に合うように乗る」「電車に飛び乗る」という、ニュアンスを表現する際に使われます。「catch」はバスや飛行機など他の乗り物にも使えますが、特に電車に対して頻繁に用いられます。
【例文1】 We ran to the station to catch the 8 a.m. train. 私たちは8時の電車に間に合うように駅まで走った。 |
【例文2】 We missed the last bus, so we have to catch the last train. 最終バスを逃してしまったので、最終電車に間に合うように乗らなければならない。 |
表現の幅を広げる一言
今回は「電車に乗る」を表現する3つのフレーズをご紹介しました。get on a trainは乗車という動作を、take a trainは手段としての利用を、そしてcatch a trainは時間的な制約を伴う状況を、それぞれ表現します。ぜひ状況に合わせて使い分けてくださいね。