【英検®1級二次試験】一発合格するための5つの対策

英検®1級の2次試験は、その難易度の高さから多くの受験者が苦戦します。しかし、適切な対策を講じれば、一発合格も夢ではありません。ここでは、実際に英検®1級に一発合格した私が英検®1級2次試験に一発合格するために実践すべき5つのことをご紹介します。

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■この記事を書いた人

純ジャパながら独学で英検®1級、TOEIC®925を取得。年間300人以上に指導している現役英会話講師です。字幕・吹替・広告翻訳家としての顔も持ち、現在は1児の母として子育てと両立しながらフランス語も話すマルチリンガルに。メディア会社での役職経験を活かした分かりやすい解説で、英語学習に役立つコンテンツをお届けしています。

英検®1級二次試験に一発合格するための5つの対策

英検®1級の一次試験に合格したら、次に待ち受けるのが難関の二次試験（面接）ここからは、英検®1級二次試験に一発で合格するための、実践的な5つの対策を解説します。

【対策1】一次試験終了後すぐに対策開始

英検®1級の一次試験が終わったら、すぐに二次試験の対策を始めましょう。合否発表を待つ1ヶ月間は、他の受験者と差をつける絶好の機会です。実際に一発合格した私も、一次試験が終了した次の日には勉強を始めました。

早めに二次試験の形式に慣れ、スピーチの基本を固めておけば、一次試験の合格発表後の焦りをなくし、より学習に集中できます。ライバルに差をつけるためにも、計画的な早期学習を心がけましょう。

【対策2】30トピックのスピーチを用意

英検®1級の二次試験では、社会問題、科学、環境、文化など多岐にわたるトピックが出題されます。どのようなトピックが来ても対応できるよう、日頃から幅広いジャンルに触れておくことが重要です。一発合格したい人はジャンルを選ばず、多数のトピックに対するスピーチ内容を事前に考えておきましょう。

また、本番では一からトピックを考えるのではなく、これまで用意したスピーチ内容のいずれかを披露するイメージで臨みましょう。目安として、少なくとも30のトピックについてスピーチの構成や内容を考えておくことをおすすめします。引き出しが多ければ多いほど、どんなトピックが出ても対応しやすくなります。

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【対策3】本番さながらのスピーチ練習を行う

何から対策を始めたらいいか分からないという人は、まずはトピックを1つ用意して、時間を測ってスピーチをしてみてください。ここで重要なのは、「何につまづくのか」を明確にすることです。考えがまとまらないのか、それとも英語表現でつまずくのか。自分の課題を把握することで、次に何をすべきか見えてきます。

スピーチが完成したら、徹底的な反復練習をしましょう。単語カードなどにトピックを書き、それをランダムに引いて即座にスピーチをする練習を繰り返しましょう。本番はどんなトピックが出るかわからないため、スピーチを短時間で組み立てる瞬発力が非常に重要になります。この練習を本番まで毎日継続することで、どのようなトピックにも自信を持って対応できるようになります。

【対策4】英語力を鍛える

英検®1級は英語力を試す試験であり、高度な知識やユニークな意見を求められているわけではありません。むしろ、ありきたりな理由付けや、一般的に受け入れられている意見でも十分に合格できます。もし自分なりの考えがまとまらない場合は、参考書やネットで調べた意見を真似しても問題ありません。重要なのは、質問に対して英語でしっかりと答えることです。

また、難しい単語や複雑な構文を使いこなす必要があると思われがちですが、必ずしもそうではありません。簡単な表現でも、言いたいことを的確に伝えられていれば十分に評価されます。参考書で紹介されているような難解な表現を無理に使う必要はありません。