英語「catch up」の意味は?ビジネスで使える例文や関連表現を解説【今日のフレーズ#151】

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英語でよく耳にする「catch up」。直訳すると「追いつく」ですが、実際には「近況を話す」「情報を共有する」など、ビジネスでもカジュアルでも幅広く使える表現です。今回は、そんな「catch up」の意味や使い方を、例文とともに整理していきましょう。

この記事を書いた人

純ジャパながら独学で英検®1級TOEIC®925を取得。年間300人以上に指導している現役英会話講師です。字幕・吹替・広告翻訳家としての顔も持ち、現在は1児の母として子育てと両立しながらフランス語も話すマルチリンガルに。メディア会社での役職経験を活かした分かりやすい解説で、英語学習に役立つコンテンツをお届けしています。

「catch up」の意味は?

「catch up」は場面によって意味やニュアンスが異なります。基本の意味は「遅れを取り戻す」「追いつく」ですが、会話の中では「久しぶりに話す」「近況報告をする」といった意味にもなります。

ビジネスシーンでの使い方

ビジネスで「catch up」を使うと、「情報共有をする」「進捗確認をする」という意味になります。会議やミーティングの冒頭で使われることも多い表現です。

【例文1】
Let’s catch up on the project tomorrow. (明日、プロジェクトの進捗を確認しましょう。)
【例文2】
I need to catch up on my emails. (たまっているメールを処理しなければなりません。)
【例文3】
We should catch up next week to discuss the results. (来週、結果について話し合いましょう。)

Let’s catch upの意味

「Let’s catch up!」は、ネイティブの日常会話でとてもよく使われるフレーズです。久しぶりに会った友人などに対して「久しぶりに話そう」「近況報告しよう」といった表現で、会っていなかった期間の遅れを取り戻すイメージです。

【例文1】
It’s been a while! Let’s catch up soon. (久しぶり!近いうちに話そうよ。)
【例文2】
We haven’t seen each other for ages. Let’s catch up over coffee. (長い間会ってないね。コーヒーでも飲みながら話そう。)

catch up withとcatch up toの違い

「catch up with」と「catch up to」は似ていますが、少しニュアンスが異なります。

  • catch up with:人や情報に「追いつく」(=久しぶりに会って話す)
  • catch up to:物理的に「追いつく」
【例文1】
I need to catch up with my boss about the meeting. (ミーティングについて上司と情報を共有しなければなりません。)
【例文2】
He ran fast and caught up to his friends. (彼は走って友達に追いついた。)

catch up withとkeep up withの違い

「catch up with」は「遅れを取り戻して追いつく」、一方で「keep up with」は「既に同じレベルにいて、追いついている状態を維持する」という意味になります。

【例文1】
I’m trying to catch up with my studies. (勉強の遅れを取り戻そうとしている。)
【例文2】
She caught up with the class and now keeps up with everyone. (彼女はクラスに追いついて、今はみんなと同じペースで進んでいる。)
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「catch up」の使い方をマスターしよう

今回は「catch up」の意味と使い方を解説しました。ビジネス英語では「進捗を確認する」、カジュアルな会話では「久しぶりに話す」といった幅広い使い方ができます。ぜひこの記事の例文を参考に、実際の会話で使ってみてくださいね。毎日コツコツと学習を続け、英語習得を一緒に頑張りましょう!

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