【大学生のTOEIC対策】平均点からおすすめ参考書・勉強法までプロ講師が解説!

就職活動や留学、大学の単位認定に向けてTOEIC®の対策を始めようと考えている大学生は多いのではないでしょうか。しかし、何から手を付ければいいのか、どのくらいの点数を目指すべきなのか迷ってしまうことも少なくありません。
この記事では、TOEIC®対策を考えている大学生のために、「平均点と就活で有利になるスコア」「効率的な勉強法」「おすすめの参考書」「TOEIC®対策ができる塾の活用法」を徹底解説します。この記事を読めば、限られた大学生活の中で無駄なく最短で目標スコアを達成するノウハウが分かるはずです。

この記事を書いた人
純ジャパながら独学で英検®1級、TOEIC®925を取得。年長で英検®5級、小学5年生で英検®準1級合格など子供の英検®指導に定評あり。分かりやすい解説で、英語学習に役立つコンテンツをお届けしています。インスタフォロワーは1万人越え、字幕・吹替・広告翻訳家としての顔も持つ。
TOEIC®はエデュケーショナル・テスティング・サービス(ETS)の登録商標です。このウェブサイトはETSの検討を受けておらず、また承認されたものではありません。
大学生のTOEIC®平均スコアと目指すべき点数
大学生がTOEIC®の対策を進めるにあたり、まずは周りの大学生がどのくらいの点数を獲得しているのか、そして自分が目指すべき基準はどこにあるのかを把握することが大切です。
大学生のTOEIC®公開テスト・IPテストの平均点は?
TOEIC®を主催するIIBCが発表しているデータによると、大学生の平均点には受験方式によって差があります。
個人で申し込んで受験する「公開テスト」における大学生の平均点は600点となっており、学習意欲の高い学生が多く受験するため平均点が高めに出る傾向があります。一方で、大学のキャンパス内などで団体受験する「IPテスト」における大学生の平均点は470点です。IPテストはクラス単位や英語の授業の一環として全員受験となるケースも多いため、公開テストに比べると平均点が低くなる特徴があります。
まずはこれら平均点、特に公開テストの点数を一つの基準として捉えておくと良いでしょう。
参考:IIBC
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就活や大学生活で有利になる目標点数の目安
就職活動で履歴書に書いて評価される一般的な目安は600点からとされていますが、目指す業界や企業によって求めるスコアは大きく異なります。
例えば、大手商社や外資系企業、航空業界などを目指す場合は730点から800点以上の高い点数が必要とされるケースが多いです。一方で、一般的なメーカーやIT企業、金融業界の営業職などでは、まずは650点から700点程度を持っていれば英語の基礎力がある人材として好印象を与えられます。
また、TOEIC®のスコアは就活だけでなく、大学生活そのものにも大きなメリットをもたらします。多くの大学で、一定以上のスコアを提出することで英語科目の単位として認定される制度が導入されています。さらに、理系・文系問わず大学院進学を目指す場合、英語の独自試験の代わりにTOEIC®のスコア提出を求められるケースが増えているため、早めの対策が必要な場合があります。
TOEIC® Bridgeとは?初心者向けのレベルと特徴
英語に苦手意識がある大学生や、まだ通常のTOEIC® Listening & Reading Testを受けるにはハードルが高いと感じる初心者向けに「TOEIC® Bridge Tests」という試験も用意されています。これは、基礎的な英語コミュニケーション能力を測定するためのテストで、問題数が少なく、試験時間も短く設定されているのが特徴です。
通常のTOEIC®が中上級者向けも含めた幅広いレベルを測定するのに対し、TOEIC® Bridgeは初中級者向けに難易度が調整されているため、英語の基礎力に自信がない大学生の英語力を測るのに適しています。
大学生が短期でスコアアップするための効果的な勉強法
大学の講義やアルバイト、サークル活動などで忙しい大学生が短期でスコアを伸ばすためには、がむしゃらに勉強するのではなく、出題傾向を意識した効率的な勉強法を実践する必要があります。
英語の基礎力を底上げする単語学習
TOEIC®のスコアアップにおいて、最も土台となるのが単語力です。大学生が単語学習を効率よく進めるためには、まずTOEIC®に特化した単語帳を用意することです。
TOEIC®はビジネスや日常のやり取りを題材にしているため、出題される語彙に偏りがあります。頻出の単語を優先的に覚えることで、リーディングの読解スピードが上がるだけでなく、リスニングで聞き取れる音の量も劇的に増えていきます。毎日短時間でも良いので、繰り返し単語に触れる習慣を作りましょう。
効果が出やすいリスニング対策
リスニング対策でおすすめなのが、次の2つの学習法です。
- ディクテーション
音声を書き取ることで、自分が聞き取れていない弱点を見つける - リピーティング
音声を聞いた後に一度止めて真似て発音する(音声を真似てスクリプトを読むだけでも一定の効果があります)
TOEIC®のリスニング対策としてシャドーイングがよく知られていますが、実は短期間のスコアアップという観点で見ると効率が良くありません。シャドーイングには一定の効果があるものの、時間がかかるうえ負荷が高すぎて挫折しやすいです。
スコアアップに最も必要なのは、ネイティブのように話せるようになることではなく、まずは「何と言っているか正確に理解すること」です。そのため、音が聞き取れているかを確認できるディクテーションと、意味の理解度をチェックしやすいリピーティングの2つを徹底することをおすすめします。
文法問題と長文読解を攻略するリーディング対策
リーディング対策においてやるべき各パートの勉強は決まっています。
- Part5, 6(Part6は語彙を選ぶ問題のみ)は問題パターンを知り実践練習を繰り返す
- Part6の文を選ぶ問題の練習で文脈を掴む訓練をする
- Part7はひたすら選択肢を選ぶ根拠探しを行い、精読の精度を上げる
限られた時間の中で結果を出すためには、TOEIC®に出る内容に絞って復習することが大切です。特に、スコアが伸びやすいPart5の文法事項や語彙の内容から取り組むことをおすすめします。ここで出題される品詞問題や時制問題は、ルールさえ覚えれば数秒で解けるようになります。
Part5を素早く正確に解けるようになると、配点の多くを占めるPart7の長文読解に費やす時間を十分に確保できるようになります。長文読解では、全文を完璧に訳そうとせず、設問を先に読んでから「何が問われているのか」の答えを探すように英文を読む技術を磨くことが対策のポイントです。
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大学生のTOEIC®対策におすすめの参考書
独学でスコアアップを目指す大学生のために、多くの受験者から支持されているおすすめ参考書を紹介します。
おすすめの単語帳3選
TOEIC®の語彙対策として、実績・人気ともにトップクラスの単語帳を3つ厳選しました。自分の現在のレベルに合わせて選んでみてください。
TOEIC L&R TEST 出る単特急 金のフレーズ(朝日新聞出版)
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TOEIC®受験者のバイブルとも言われる超人気単語帳です。著者のTEX加藤氏が何度も受験して分析した1000語が、レベル別に網羅されています。フレーズの中で単語を覚える形式のため記憶に残りやすく、本番で「本当にそのまま出る」驚きを体感したい大学生におすすめです。
TOEIC L&R TEST 出る単特急 銀のフレーズ(朝日新聞出版)
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「金のフレーズ」の基礎固め版として作られた単語帳です。目標スコアが500点から600点レベルの大学生や、英語の基礎に不安がある初心者向けに、必須の基礎単語が丁寧に収録されています。まずは土台を完璧にして自信をつけたい方に最適の一冊です。
TOEIC(R) L&Rテスト 本番そのままプラチナボキャブラリー(朝日新聞出版)
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公式問題集をはじめとしたETSが作成したTOEIC L&Rテストに関するすべての書籍、さらにこの数年間1度も欠かすことなく公開テストを受験し続けている濱崎潤之輔先生の知見を総動員して作成した350,000語のデータベースからパート別に3,000語以上の頻出語句を厳選した単語帳です。
おすすめの問題集・模試3選
本番の形式に慣れ、時間配分の感覚を掴むために欠かせないTOEIC®公式の問題集・模試シリーズを3つ紹介します。
公式TOEIC Listening & Reading 問題集 12(国際ビジネスコミュニケーション協会)
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本番のテストを開発しているETSが制作しているため最も信頼性の高いのが公式問題集です。本番と全く同じクオリティの模擬試験が2回分収録されており、リスニングの公式スピーカーの音声で練習できます。自分の実力を正確に測り、本番形式の模試で対策をしたい大学生は必ず購入すべき必須本です。
公式TOEIC Listening & Reading プラクティス リスニング編(国際ビジネスコミュニケーション協会)
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リスニングセクションに特化して、基礎からステップアップできるように設計された公式の学習書です。各パートの出題形式の解説から、テーマ別の練習問題まで段階的に学べる構成になっています。リスニングのスコアが伸び悩んでいる方や、パート別の集中対策を行いたい大学生におすすめです。
公式TOEIC Listening & Reading プラクティス リーディング編(国際ビジネスコミュニケーション協会)
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リーディングセクションの強化を目的とした公式の教材です。文法、語彙、長文読解のポイントが ETS の確かな基準に沿って分かりやすく整理されています。Part5からPart7までの苦手分野を克服し、本番のリーディングで時間が足りなくなる状況を打破したい大学生にぴったりの一冊です。
独学が不安な大学生はTOEIC®対策専門の塾がおすすめ
自分でスケジュールを管理して参考書を進める独学スタイルが不安な方や、就活や留学の期限が迫っていて一刻も早くスコアを上げたい大学生には、TOEIC®対策専門の塾やスクールの利用が効果的な場合もあります。
大学生がTOEIC®専門塾を利用するメリット
専門の塾を利用する最大のメリットは、プロの講師から自分自身の弱点に合わせた最適なカリキュラムを提案してもらえる点です。独学では気づきにくい無駄な勉強時間を省き、スコアアップに直結するテクニックや文法知識を効率よく吸収できます。また、定期的な面談や学習進捗の管理があるため、モチベーションを維持しやすく、1ヶ月から3ヶ月といった短期間での劇的なスコアアップを叶える環境が整っています。
自分に合った塾を選ぶポイント
多くのスクールが存在する中で、大学生が満足のいく結果を出すために塾を選ぶ際のポイントを3つに絞って紹介します。
通いやすさと受講スタイルの柔軟性
大学の講義やアルバイト、就活のスケジュールと両立できるよう、オンライン受講が可能か、または駅近くなどのアクセスの良い場所に教室があるかを確認しましょう。柔軟にスケジュールが調整できるスクールがおすすめです。
講師の質と目標スコアの達成実績
指導してくれる講師自身がTOEIC®の高スコアを保持しているか、そして過去に多くの大学生のスコアを大幅に伸ばした具体的な実績があるかどうかを、無料カウンセリングやホームページで事前に確かめることが大切です。
大学生向けの割引制度や専用プランの有無
塾によっては、学生証の提示で受講料が割引になる「学割」や、就職活動を控えた大学生向けの短期集中コースが用意されている場合があります。費用面を抑えつつ手厚いサポートを受けられるかチェックしましょう。
大学生のうちにTOEIC®の目標点数を達成しよう
大学生の時期にTOEIC®の対策を行い、目標スコアを達成しておくことは、就職活動を圧倒的に有利に進めるだけでなく、将来の選択肢を広げるための強力な武器になります。最初は平均点前後からのスタートであっても、自分に合ったおすすめの参考書や勉強法を選び、必要に応じて塾の手を借りれば、短期間でのスコアアップは十分に可能です。ぜひ今すぐ一歩を踏み出して、最高の大学生活と未来を掴み取りましょう。
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各パートで本当に出る可能性が高いフレーズや文法だけに絞り、プロ講師による解説を通して知識を身につけたうえで、練習問題に取り組むことができます。
1日およそ15分程度で学習を終えられる設計になっているため「忙しいから大事なところだけ学びたい」「スキマ時間に学習したい」という人にもおすすめです。
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